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== 経歴 == 父の転勤先だった[[岡山県]][[真備町]]で生まれ、名前は「縁があって岡山で生まれた。少しでも人の役に立つような人になってもらいたい」との思いを込め、郷土の偉人[[吉備真備]]にちなんでつけられた<ref>[https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2016/12/28/kiji/20161227s00052000369000c.html 【立川・ガールズGP】人気&実力首位!遣唐使パワーだ高木真備] - [[スポーツニッポン]]2016年12月28日付</ref>。[[文化学園大学杉並中学校・高等学校|文化学園大学杉並高等学校]]出身。中学、高校時代は[[ハンドボール]]で活動し、[[2009年]]の[[JOCジュニアオリンピックカップハンドボール大会|ジュニアオリンピックカップ]]では3位を経験。高校卒業後も、ハンドボールで大学に推薦入学する道もあったが、「[[ガールズケイリン]]のテレビ番組を見た時にこれかなと、思った」<ref>[http://www.nikkansports.com/race/public_race/news/p-rc-tp1-20140326-1275640.html 高木真備 最強小林に挑む/卒業記念R] - 日刊スポーツ 2014年3月26日10時10分付</ref>、との理由から、競輪学校受験を決意。 [[2012年]][[12月20日]]、競輪学校第106回技能試験に合格<ref>{{PDFlink|[http://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/news/2012khn/12/pdf/20121220_00_2.pdf 日本競輪学校第106回生徒入学試験合格者名簿]}}</ref>。在校競走成績は2位(35勝)<ref>{{PDFlink|[http://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/news/2014khn/03/pdf/20140331_03_04.pdf 競走成績戦法別一覧表(女子第3回生)総合]}}</ref>。また、卒業記念レースも2位だった<ref>[http://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/nkg/record/record_graduation-race.html 競輪学校卒業記念レース一覧]</ref>。 [[2014年]][[5月9日]]、[[奈良競輪場]]でデビューし5着。初勝利は同年6月20日の[[松戸競輪場]]。初優勝は同年8月9日の[[玉野競輪場]]で挙げた。 特別競走である[[ガールズケイリンコレクション]]は、[[2015年]]9月の[[松戸競輪場|松戸]]ステージにてファン投票「[[ガールズケイリン総選挙]]」第2位で選出され初出場、結果は2着。翌[[2016年]]8月の松戸ステージにてファン投票は初めて第1位で選出され、初優勝を果たす。さらに翌[[2017年]]8月のいわき平ステージ・ガールズドリームレースでも優勝。年末の[[オッズパーク杯ガールズグランプリ|ガールズグランプリ]]は2016年の第5回大会で初出場、結果は6着。翌2017年の第6回大会では4着、2018年の第7回大会では3着。 ただ、2019年に入り、春に[[溶連菌感染症]]で体調を崩し2か月以上も欠場したほか、特別競走では7月の[[ガールズケイリンフェスティバル|ガールズケイリンフェスティバル2019]]([[別府競輪場|別府]])と8月のガールズケイリンコレクション・ガールズドリームレース([[名古屋競輪場|名古屋]])で連続して落車するなど不運が続き、同年のガールズグランプリには出場できなかった<ref name="daily200712">{{cite news |url=https://www.daily.co.jp/horse/2020/07/12/0013504262.shtml |title=【競輪】ガールズケイリンフェスティバルは高木真備が初制覇 注目の児玉碧衣は3着 |newspaper=[[デイリースポーツ]] |publisher=[[神戸新聞社]] |date=2020-07-12 |accessdate=2020-07-12 }}</ref>。 だが、2020年はその悔しさをバネに7月のガールズケイリンフェスティバル2020(第7回、いわき平)では獲得賞金ランキング1位で出場し、ガールズケイリン最多連勝記録更新と特別競走完全制覇が懸かった[[児玉碧衣]]を抑え、予選含め全て1着の完全優勝<ref name="daily200712" /><ref>{{cite news |url=https://www.nikkansports.com/public_race/news/202007120001182.html |title=高木真備が大外一気で完全V&大会初制覇/いわき平 |newspaper=[[日刊スポーツ]] |publisher=[[日刊スポーツ新聞社]] |date=2020-07-13 |accessdate=2020-07-13 }}</ref>で3年ぶり3つ目のビッグタイトルを獲得した。また、[[9月21日]]に行われたガールズケイリンコレクション[[伊東温泉競輪場|伊東温泉]]ステージでも逃げる[[梅川風子]]の番手から抜け出し優勝し、通算4つ目のビッグタイトルを獲得<ref>{{Cite web|和書|url=https://keirin-marche.jp/watch/race/race146/ |title=ガルコレ2020伊東温泉ステージ 優勝は高木真備選手! |publisher=けいりんマルシェ |date=2020-09-23 |accessdate=2020-10-16 }}</ref>。[[10月22日]]、[[佐世保競輪場|佐世保]]FI初日第7レースで1着となり、ガールズケイリンでは史上5人目となるデビューから通算300勝を達成。登録日から6年6か月12日での達成であり<ref>{{Cite web|和書|url=http://keirin.jp/pc/topicsdetail?nnum=6786 |title=高木真備選手が通算300勝達成!! |publisher=KEIRIN.JP |date=2020-10-22 |accessdate=2020-10-25 }}</ref><ref>{{cite news |url=https://www.nikkansports.com/public_race/news/202010220000370.html |title=高木真備ガールズ5人目の通算300勝を達成/佐世保 |newspaper=[[日刊スポーツ]] |publisher=[[日刊スポーツ新聞社]] |date=2020-10-22 |accessdate=2020-10-25 }}</ref>、規程に基づき[[11月24日]]、[[京王閣競輪場]]にて表彰式が執り行われた<ref>{{Cite web|和書|url=http://keirin.jp/pc/topicsdetail?nnum=6981 |title=高木真備選手の通算300勝表彰式が開催されました!! |publisher=KEIRIN.JP |date=2020-11-25 |accessdate=2020-11-25 }}</ref><ref>{{cite news |url=https://www.nikkansports.com/public_race/news/202011240000881.html |title=高木真備「感謝でいっぱい」通算300勝表彰/京王閣 |newspaper=[[日刊スポーツ]] |publisher=[[日刊スポーツ新聞社]] |date=2020-11-24 |accessdate=2020-11-25 }}</ref>。 [[2021年]][[7月18日]]、ガールズケイリンフェスティバル2021(第8回、[[函館競輪場|函館]])では連覇とはならなかったが決勝戦4着となり、通算取得賞金が1億円を突破。デビューから7年2か月9日(デビュー初日を除く)での達成であり、ガールズケイリン史上5人目の快挙であった<ref>{{Cite web|和書|url=http://keirin.jp/pc/topicsdetail?nnum=8595 |title=高木真備選手(東京・106期)の通算取得賞金1億円達成について |publisher=KEIRIN.JP |date=2021-07-18 |accessdate=2021-07-19 }}</ref>。そして同年末のガールズグランプリでは残り半周で3番手から捲りを放ち1着でゴール、初のグランプリ優勝と賞金女王を確定させ<ref>{{cite news |url=https://www.nikkansports.com/public_race/news/202112290000034.html |title=高木真備「長かった~」初出場から5度目で悲願の戴冠/静岡ガールズGP |newspaper=[[日刊スポーツ]] |publisher=[[日刊スポーツ新聞社]] |date=2021-12-29 |accessdate=2021-12-31 }}</ref>、そしてGIが導入される前に行われていたガールズ特別競走のうち、優勝賞金200万円以上ある3大タイトルを全て制覇した。 [[2022年]][[4月3日]]、[[京王閣競輪場]]にて行われた[[オッズパーク杯ガールズグランプリ|ガールズグランプリ2021]]優勝報告会にて、現役引退を表明。引退後は保護犬・保護猫活動をしていくとの意向を示した<ref>{{Cite news |url=https://www.nikkansports.com/public_race/news/202204030000629.html |title=人気レーサー高木真備が優勝報告会で衝撃の引退発表「気持ち切れてしまった」決断明かす/京王閣 |date=2022-04-03 |accessdate=2022-04-03 |newspaper=[[日刊スポーツ]] |publisher=[[日刊スポーツ新聞社]]}}</ref><ref>{{Cite news |url=https://www.nikkansports.com/public_race/news/202204040000041.html |title=高木真備が電撃引退 ガールズグランプリ挑戦5度目で悲願制覇 地元の優勝報告会で発表 |date=2022-04-04 |accessdate=2022-04-04 |newspaper=[[日刊スポーツ]] |publisher=[[日刊スポーツ新聞社]]}}</ref><ref>{{Cite news |url=https://www.nikkansports.com/public_race/news/202204030000943.html |title=【コメント全文】電撃引退発表の高木真備「一番の目標達成できて競輪人生に悔いはない」/京王閣 |date=2022-04-03 |accessdate=2022-04-03 |newspaper=[[日刊スポーツ]] |publisher=[[日刊スポーツ新聞社]]}}</ref>。同年3月27日 - 29日に行われた[[川崎競輪場|川崎]]FIで決勝戦3着になったのを最後にレースを離れ、出場権を獲得していた[[5月5日]]のガールズケイリンコレクション2022[[いわき平競輪場|いわき平]]ステージも含めてレースは全て欠場。[[5月4日]]に[[立川競輪場]]にて改めてファンに向けてラストランと引退セレモニーを行った<ref>{{Cite news |url=https://www.nikkansports.com/public_race/keirin/kantoumon/news/202205050000627.html |title=♪「さよならの向こう側」 |date=2022-05-05 |accessdate=2022-05-06 |newspaper=[[日刊スポーツ]] |publisher=[[日刊スポーツ新聞社]]}}</ref>あと、5月10日に選手会東京支部を訪れ、退会届の提出と選手登録証の返納手続きを行った<ref>{{Cite news |url=https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/179617 |title=【ガールズケイリン】GP女王・高木真備が選手手帳返納「引退発表の時は本当に緊張した」 |date=2022年05月10日 16時57分 |accessdate=2022-07-16 |newspaper=[[東京スポーツ]] |publisher=[[東京スポーツ新聞社]]}}</ref>。 2022年5月16日、選手登録消除<ref>{{Cite news |url=https://www.keirin-autorace.or.jp/public/shojo/ |title=登録消除者一覧(2022年度) |accessdate=2022-07-16 |publisher=公益財団法人JKA}}</ref>。通算戦績は616戦379勝、優勝回数91回。 引退後は、上記の通り本格的に保護犬・保護猫活動を行うべく、勉強を兼ねて[[坂上忍]]が運営する動物保護ハウス「さかがみ家」を訪れたりしている<ref>[https://ameblo.jp/shinobu-sakagami/entry-12743114184.html 高木真備ちゃん] - [[坂上忍]]オフィシャルブログ「綺麗好きで なにが悪い!」、2022年5月16日</ref>。 競輪関係のオファーについては当初は受けない意向であったが、現在は受け入れており、競輪場などでのトークイベントや予想会、競輪中継にゲストとして招かれているほか、競輪の車券も時折購入するなどしている。2022年10月26日、元ガールズケイリン選手として初めて[[日本名輪会]]に入会<ref>{{cite news |url=https://hochi.news/articles/20221027-OHT1T51075.html?page=1 |title=【競輪】日本名輪会に初の女性!高木真備さんが入会 |newspaper=[[スポーツ報知]] |publisher=[[報知新聞社]] |date=2022-10-27 |accessdate=2022-10-27 }}</ref><ref>[https://www.nikkansports.com/public_race/news/202210270000395.html 高木真備さん「名輪会」入り 元ガールズ選手で初「競輪界と動物の未来のためにできることを」 2022年10月27日15時10分 日刊スポーツ]</ref>。また、その流れで、[[2023年]]3月3日 - 5日に自身のホームバンクであった京王閣競輪場にて行われた6レース制ガールズケイリン(FII。トーナメント戦)が冠レース『高木真備名輪会杯』として行われた<ref>[[日刊スポーツ]][[日刊スポーツ新聞西日本|大阪本社版]]、2022年12月28日付8面</ref>。 [[2024年]]4月から放送開始するテレビアニメ「[[リンカイ!]]」では、監修を務めるほか、声優としても出演した<ref name="net240322">{{Cite web|和書|url=https://keirin.netkeiba.com/news/news_detail.html?id=20647 |title=高木真備、自身が監修するアニメ『リンカイ!』に出演決定 主演声優・川村海乃「元トップ選手と共演者になれるなんて」 |publisher=[[netkeiba.com|netkeirin]] |date=2024-03-22 |accessdate=2024-03-22 }}</ref><ref name="X2405282" />。
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