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=== ガンダム00への出演 === 2007年10月放送の『[[機動戦士ガンダム00]]』(以下『00』)にナレーションとして出演。テレビシリーズのガンダムにアムロ役以外で参加したのは初である。古谷はガンダムシリーズではアムロ以外の役は演らないという固い信念があり<ref>「スペシャルインタビュー古谷徹」、『新・大人のガンダム』[[日経BP|日経BP社]]、2008年、p.4-8、{{ISBN2|978-4-8222-6328-7}}</ref> ずっと断り続けてきたが、[[2006年]]にアメリカで行われたアニメのイベントで古谷が『[[鋼の錬金術師]]』ファンだった縁で対話した監督・[[水島精二]]に「ナレーションならどうですか?」と交渉された。「ナレーションはキャラクターではない」ことと、[[池田秀一]]が『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』で[[ギルバート・デュランダル]]役で出演したことも出演の背景にあった。自身は「やるからにはファーストを越える」と語った([[2007年]]のキャラホビ2007での古谷の発言にて{{信頼性要検証|date=2020年7月}})。 とは言え、『00』では結果として“'''蒼月昇'''”という別名を用い、リボンズ・アルマーク役としてキャラクターを演じている。蒼月は新人声優であるという触れ込みで、本放送中、古谷とは別人と扱われていた。雑誌のインタビューなどで蒼月として顔出し出演する際は、(サングラスを着用しただけの簡易なものではあるが)変装した上で登場していた。その後、放映終了後に行われたイベントにおいて、蒼月の正体が古谷であることが正式に公表された{{R|gfes09}}。同時にリボンズ役を別名義で演じていた理由について、「古谷徹の名が出ると、たとえ一言でも何か特別な役だと深読みされてしまうから」と言う水島監督の意向によると明かされている<ref name="gfes09">[https://www.gundam.info/news/event/news_event_20090503_2572p.html 「Gフェスティバル2009」東京会場レポート! | 公式ガンダム情報ポータルサイト「GUNDAM.INFO」](2009年5月3日配信)</ref><ref group="注">なお、リボンズは『00』TVシリーズにおける実質的な“ラスボス”であり、結果としては変名であっても特別な役どころを演じたことになる。</ref>。この「蒼月昇」という名は、前述の[[オンラインゲーム]]『[[ガンダムネットワークオペレーション]]』で、古谷が隊長をしていた部隊名が「蒼月隊」だったことに由来する。この部隊名は、薄紫で甘い香りのする「[[ブルームーン (バラ)|ブルームーン]]」という古谷が最も好む[[バラ|薔薇]]にちなんで名づけられている<ref>「スペシャルインタビュー古谷徹」内コラム「リボンズ・アルマーク役の大型新人・蒼月昇に訊く」『新・大人のガンダム』[[日経BP|日経BP社]]、2008年、p.8、{{ISBN2|978-4-8222-6328-7}}</ref>。 [[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版『00』]]では別キャラクターであるE・A・レイ役でも出演しているが、こちらでは既に正体を明かしていた後の公開でもあり、古谷徹の名義で出演している。一方で、その後の作品でリボンズ(または[[SDガンダム|SD]]のリボーンズガンダム)を演じる際は引き続き「蒼月昇」名義を用いている。また『00』関連以外の作品では、2014年に公開されたアニメ映画[[世界一初恋|劇場版『世界一初恋 横澤隆史の場合』]]出演時に初めて「蒼月昇」名義を用いている。 「蒼月昇」名義の[[Twitter]]アカウントが存在する。Twitterを始めた理由は「『世界一初恋』の感想を知りたかったから」とのこと<ref>[https://mobile.twitter.com/noboru_sogetsu/status/446689598928732160 Twitter-noboru_sogetsu] より</ref>。また、蒼月として始めたTwitterより少し遅れて古谷としてもTwitterを始めており、「蒼月昇くんがTwitterにはまってて、あまりに面白そうだったから始めることにしました」とコメントしている<ref>[https://mobile.twitter.com/torushome/status/450568794138632192 Twitter-torushome] より</ref>。どちらのアカウントでも、互いのことをツイートしたりする際、[[自作自演 (インターネット)|それぞれ別人としてツイートしている]](蒼月側では古谷先輩、古谷側では蒼月くんと呼んでいる)ことが多い。
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