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== 反響 == {{Main2|アニメの反響については、「[[ウマ娘 プリティーダービー (テレビアニメ)#反響]]」を}} === ゲーム(反響) === アメリカのゲーム調査会社・Sensor Towerの調査によると、全世界のモバイルゲーム売上で、日本国内のみのセールスにもかかわらず、本作が2021年3月に第4位(約149億円)<ref>{{Cite web|和書|url=https://gamebiz.jp/news/293087|title=21年3月モバイルゲーム売上ランキングに『ウマ娘』が4位で登場! 推定売上は1億3660万ドル(約149億円)【Sensor Tower調査】|publisher=Social Game Info|date=2021-04-08|accessdate=2021-05-17}}</ref>、2021年4月には「[[王者栄耀]]」「[[PlayerUnknown's Battlegrounds|PUBG MOBILE]]」に次ぐ第3位となった(金額は非公表)<ref>{{Cite web|和書|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1323636.html|title=「ウマ娘 プリティーダービー」、4月のモバイルゲーム売上で世界3位に|publisher=Game Watch|date=2021-05-11|accessdate=2021-05-11}}</ref>。最終的に2021年末まで(12月14日時点)の売り上げは約9億6500万ドル(約1100億円)に達し、2021年の全世界のモバイルゲーム売上で第9位となった<ref>{{cite web|language=english|url=https://sensortower.com/blog/billion-dollar-mobile-games-2021|title=Record-Breaking Eight Mobile Games Surpass $1 Billion in Global Player Spending During 2021|publisher=Sensor Tower|date=2021-12-16|accessdate=2022-01-03}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://news.denfaminicogamer.jp/news/211220l|title=『PUBG MOBILE』『王者栄耀』『原神』がトップ3、『ウマ娘』は日本国内のみの展開ながらトップ8に迫る。調査会社による2021年度モバイルゲーム売上ランキングが発表|publisher=電ファミニコゲーマー|date=2021-12-20|accessdate=2022-01-03}}</ref>。 角川アスキー総合研究所の『ファミ通モバイルゲーム白書2022』によれば、2021年の「ウマ娘 プリティーダービー」の国内推定売上は1295億7300万円で、2位以下に大差を付けてトップとなった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.famitsu.com/news/202202/06250301.html|title=『ファミ通モバイルゲーム白書 2022』が発刊。モバイルゲーム世界市場は一気に9兆円を突破。課金売上ではCygamesが初首位に|website=ファミ通.com|date=2022-02-05|accessdate=2022-02-08}}</ref>。 [[Google Play]](日本)のゲームセールスランキングでは、2021年2月28日から6月18日まで111日間連続1位を記録した<ref>{{Cite web|和書|url=https://gamebiz.jp/news/298650|title=【GooglePlayランキング(6/19)】『FGO』2月24日以来の115日ぶりの首位獲得! 『デレステ』と『プリコネ』がTOP30復帰!|publisher=Social Game Info|date=2021-06-19|accessdate=2021-06-22}}</ref>。 また、[[日経BP]]発行の情報誌『[[日経トレンディ]]』が2021年12月号で発表した「2021年ヒット商品ベスト30」では第2位にランクイン<ref>[https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00549/00001/ 2021年ヒット商品ランキング 日経トレンディが選んだベスト30],日経クロストレンド,2021年11月3日</ref><ref>[https://news.mynavi.jp/article/20211103-2176491/ 今年のヒット商品に「ウマ娘」、歩くだけでマイル獲得「Miles」はブレイク間近],マイナビニュース,2021年11月3日</ref>、2021年11月30日に発表された「Google Play ベスト オブ 2021」において、ゲーム部門の大賞となる「ベストゲーム 2021」を始め、ユーザー投票部門最優秀賞、エキサイティング部門の部門賞を受賞している<ref name="gamewatch20211130">[https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1370158.html 「ウマ娘 プリティーダービー」が「Google Play ベスト オブ 2021」のベストゲームを受賞!],GAME Watch,2021年11月30日</ref>。 App Store上での評価は5段階評価中4.0。 === 楽曲 === ゲームアプリのリリース後、本作のテーマソングの一つである『うまぴょい伝説』の[[カバー]]や踊ってみた動画がSNSに多数アップロードされ、盛り上がりを見せた<ref>{{Cite news|title=『ウマ娘』の「うまぴょい伝説」って知ってる? カバーやダンス動画でミーム化した背景|newspaper=リアルサウンド|date=2021-06-28|url=https://realsound.jp/2021/06/post-801863.html|accessdate=2021-07-04}}</ref>。中には2021年12月4日に行われた[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]のファン感謝祭において、新人選手達による同曲のダンスパフォーマンスが披露されている<ref>[https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1371750.html 楽天イーグルス選手が「うまぴょい伝説」を全力で踊る! 「ウマ娘」パフォーマンス映像が公開],GAME Watch,2021年12月6日</ref>。 また、「『うまぴょい伝説』を披露する」行為を指して「うまぴょい(する)」と表現されることもあり<ref>{{Cite news|title=津田健次郎『ウマ娘』に参加でナレーション ファン“うまぴょい”期待「次はウマ娘で!」|newspaper=ORICON NEWS|date=2021-04-27|url=https://www.oricon.co.jp/news/2191842/full/|accessdate=2021-07-04}}</ref><ref>{{Cite news|title=モー娘。譜久村聖、ウマ娘の名曲熱唱で“うまぴょい”投げキッス アイドル目線で作品堪能「ハロプロメンバーに重ねちゃう」|newspaper=ORICON NEWS|date=2021-05-05|url=https://www.oricon.co.jp/news/2192482/full/|accessdate=2021-07-04}}</ref>、2021年7月3日に[[日本放送協会|NHK]]の音楽番組『[[シブヤノオト]]』への「ウマ娘」名義での出演と『うまぴょい伝説』のテレビ初披露が発表された際には、Twitter上で「NHKでうまぴょい」がトレンド入りした<ref>{{Cite news|title=ウマ娘、NHK音楽番組『シブヤノオト』に出演決定でファン歓喜「紅白出場の伏線」 「NHKでうまぴょい」トレンド入りで話題|newspaper=ORICON NEWS|date=2021-07-04|url=https://www.oricon.co.jp/news/2199077/full/|accessdate=2021-07-04}}</ref>。[[第66回有馬記念]]が開催された2021年12月26日の[[中山競馬場]]では、昼休みの時間の演奏会にて、当日のファンファーレを演奏する[[海上自衛隊]][[音楽隊 (海上自衛隊)|東京音楽隊]]が同曲を演奏して話題となった<ref>[https://yorozoonews.jp/article/14510992 「ウマ娘」のイメージ曲「うまぴょい伝説」が中山競馬場で流れた 有馬記念当日のコラボにファン歓喜],よろず〜ニュース,2021年12月26日</ref>。これ以降、[[東京優駿|日本ダービー]]・[[ジャパンカップ]]など陸海空自衛隊の[[軍楽隊|音楽隊]]がファンファーレ生演奏を担当する中央GI競走当日の昼休憩中の演奏会にて「ウマ娘」の楽曲を演奏する事が恒例となっている<ref>[https://x.com/JRAVAN_info/status/1794568697945952683 日本ダービーのファンファーレも担当される陸上自衛隊中央音楽隊によるお昼の演奏会の様子です!] - JRA-VAN公式X(旧Twitter) 2024年5月26日([[第91回東京優駿]]施行日)</ref>。 === その他 === ;企業業績 :本作のゲームが配信された後の[[サイバーエージェント]](Cygamesの親会社)のゲーム部門の売上は、2021年1~3月期の連結決算で過去最高の639億円(前年同期比 191億円増)、2021年4~6月期の連結決算では前四半期をさらに上回る923億円(前年同期比 556億円増)となり、通期の業績見通しを上方修正した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2104/28/news119.html|title=「ウマ娘」初速好調、サイバーが上方修正 ゲーム事業、四半期で過去最高売上|publisher=ITmedia ビジネスONLINE|date=2021-04-28|accessdate=2021-05-11}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2107/29/news084.html|title=「ウマ娘」でゲーム事業の営業利益約500%増 サイバーエージェント4~6月決算|publisher=ITmedia NEWS|date=2021-07-29|accessdate=2021-08-01}}</ref>。これに関連して、他のモバイルゲーム関連企業の決算説明会で、本作が自社の業績に影響をもたらすかどうかの質問が相次いだ<ref>{{Cite web|和書|url=https://gamebiz.jp/news/295967|title=『ウマ娘』がGoogle Playセルランで首位独走、77日連続に 「ウマ娘の影響は?」という質問は成熟期ならでは、かもしれない|publisher=Social Game Info|date=2021-05-16|accessdate=2021-05-17}}</ref>。 :その後、2023年4~6月期の連結決算でゲーム部門が営業赤字に転落したことが発表された際には、[[藤田晋]]社長から「周年イベントが重なった前四半期(2023年1~3月期)からの反動減」といった営業赤字の要因の具体例として「収益性に大きく影響した」と言及されたが、一方で新作アニメや家庭用ゲームをはじめとする今後の展開への期待についても語られている。<ref>[https://gamebiz.jp/news/372473 サイバーエージェント、第3四半期のゲーム事業は赤字 『ウマ娘』反動減も「今後も多くの仕込みで長く愛されるIPに」(藤田社長) 新作は『FFVII』と『呪術廻戦』に期待]</ref><ref>[https://kai-you.net/article/87327 サイバーエージェント、ゲーム事業で1億円の赤字『ウマ娘』後初の大幅減益 - KAI-YOU.net]</ref>。 :なおCygamesの2021年9月期決算は、売上高が2221億円(前年比101.1%増)・経常利益が907億円(前年比273.1%増)と大幅に上昇した<ref>{{Cite web|和書|url=https://gamebiz.jp/news/339046|title=Cygames、2021年9月通期の決算は売上高101%増の2221億円、経常益273%増の907億円と驚異的な増収増益 メガヒットタイトル『ウマ娘プリティーダービー』がけん引|publisher=Gamebiz|date=2021-12-10|accessdate=2022-01-03}}</ref>。 :[[2022年]]、[[カタール]]で開催されたFIFA([[国際サッカー連盟]])主催[[2022 FIFAワールドカップ|サッカーワールドカップ]]の全試合が[[ABEMA]]で[[FIFAワールドカップ カタール2022 (ABEMA)|完全無料生中継]]されたが、巨額投資の原資は本作「ウマ娘」で得た利益の影響が大きいとしている<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2211/20/news044.html|title=「過去最大の投資」──ABEMA責任者が語るサッカーW杯放映権獲得の舞台裏と狙い|author=樋口隆充|website=[[ITmedia]]ビジネスオンライン|date=2022-11-20|access-date=2022-12-03 }}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://myjitsu.jp/enta/archives/101802|title=『ウマ娘』マネーがW杯に流れたワケは? サイバーエージェントの英断に感謝の声|accessdate=2022-12-06|publisher=まいじつエンタ}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://friday.kodansha.co.jp/article/243296|title=サッカーW杯無料生中継を可能にした「ウマ娘マネー」のスゴい力|accessdate=2022-12-06|publisher=FRIDAY}}</ref>。 ; 流行語 :[[自由国民社]]主催の「[[新語・流行語大賞|2021ユーキャン新語・流行語大賞]]」ではノミネート語の1つとして「ウマ娘」が選ばれている<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2212475/full/ 『新語・流行語大賞』ノミネート30語発表 コロナ&五輪関連半数占める「副反応」「13歳、真夏の大冒険」など],ORICON NEWS,2021年11月4日</ref>。 :また[[ドワンゴ]]・[[ピクシブ]]が主催する[[ネット流行語100]] 2021では、「ウマ娘 プリティーダービー」が年間大賞となり、2位となった「ゴールドシップ (ウマ娘)」を筆頭にウマ娘のキャラクターが100位までに13体ランクインした。さらにこれらに関連して、競走馬としての[[ゴールドシップ]]が第5位にランクインしている<ref>[https://site.nicovideo.jp/nettrend100/2021/ ネット流行語100 2021]</ref>。 ; バースデードネーション : [[ナイスネイチャ]]の現所有者である[[引退馬協会]]は、ナイスネイチャが29歳を迎えた2017年4月16日の誕生日よりバースデードネーション(直訳すると誕生日の寄付)を開始。寄付金は本馬に限らず、引退馬が余生を過ごすための支援金として使用される<ref name=":0">{{Cite web|和書|title=ナイスネイチャ バースデードネーション|Syncable|url=https://syncable.biz/campaign/17/|website=syncable.biz|accessdate=2021-04-23}}</ref>。設定した1ヶ月間の目標額50万円に対して1年目は48名から19万8千円<ref name=":0" />の寄付が集まり、2年目以降は2018年が275名から67万円<ref>{{Cite web|和書|title=今年も開催!「ナイスネイチャ・バースデードネーション」|認定NPO法人引退馬協会|url=https://rha.or.jp/topics/20180517-2.html|website=認定NPO法人 [[引退馬協会]]|accessdate=2021-04-23|language=ja}}</ref>、2019年が325名から187万円<ref>{{Cite web|和書|title=ナイスネイチャ・31歳のバースデードネーション|Syncable|url=https://syncable.biz/campaign/419/|website=syncable.biz|accessdate=2021-04-23}}</ref>、2020年が404名から176万円<ref>{{Cite web|和書|title=ナイスネイチャ・32歳のバースデードネーションの活動報告|Syncable|url=https://syncable.biz/campaign/965/reports|website=syncable.biz|accessdate=2021-04-23}}</ref>の寄付額が集まった。そして2021年には目標額である200万円をわずか1日で達成し<ref>{{Cite web|和書|title=「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」が始まりました!|認定NPO法人引退馬協会|url=https://rha.or.jp/topics/20210416-002.html|website=認定NPO法人 引退馬協会|accessdate=2021-04-23|language=ja}}</ref>、その後一週間ほどでその10倍となる2000万円を超え<ref>{{Cite web|和書|title=「ウマ娘」で話題沸騰中のナイスネイチャ、33歳を記念するバースデードネーションに2,000万円以上の寄付が集まる 寄付は5月17日まで受付中|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1319992.html|website=GAME Watch|date=2021-04-20|accessdate=2021-04-23|language=ja|last=株式会社インプレス}}</ref>、最終的に3582万9730円となった。この急激な寄付額増加の理由について、同年2月にゲームの配信が開始された本作の人気が後押ししているとして各種メディアに取り上げられた<ref>{{Cite web|和書|title=「ウマ娘」効果でナイスネイチャのバースデードネーション1200万円突破 - 芸能 : 日刊スポーツ|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202104170000167.html|website=nikkansports.com|accessdate=2021-04-23|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=「ウマ娘」ブームが引退馬を救う? 支援団体が明かす現実と、広がる寄付への思い「感謝しかない」|url=https://www.j-cast.com/2021/04/21410002.html|website=J-CAST ニュース|date=2021-04-21|accessdate=2021-04-23|language=ja}}</ref>。目標を大きく上回る寄付額について引退馬協会代表理事の沼田恭子は、寄付額のおよそ30%にあたる部分をプールして長期的な引退馬の支援に活用することを発表している<ref>{{Cite web|和書|title=「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」代表ご挨拶|認定NPO法人引退馬協会|url=https://rha.or.jp/topics/20210419-002.html|website=認定NPO法人 引退馬協会|accessdate=2021-04-23|language=ja}}</ref>。 : 翌2022年のバースデードネーションは「引退馬の再就職支援」をテーマとして行われ<ref>{{Cite web|和書|title=満34歳を迎えたナイスネイチャの“バースデードネーション”を実施 引退馬の再就職支援に反響続々 {{!}} 競馬ニュース |url=https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=202458 |website=netkeiba.com |access-date=2022-04-27 |language=ja}}</ref>、競馬を引退した馬を乗馬やコンパニオンホースとしてリトレーニングするための費用として使用することを目的に、目標額を前年の4.25倍となる850万円に設定して始まったが、開始初日に目標額を突破、その後わずか4日間で前年の最終額3582万円を超え、最終的には前年比約1.5倍となる5410万6129円もの寄付が集まった<ref>{{Cite web|和書|title=『ウマ娘』人気の影響は一過性? 昨年盛り上がった「ナイスネイチャ」誕生日寄付の“今”に迫る | インサイド |url=https://web.archive.org/web/20220427083613/https://nordot.app/890544224567377920?c=62479058578587648 |website=インサイド |date=2022-04-23 |access-date=2022-04-27 |language=ja-JP |last=インサイド}}</ref>。
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