「川口博史」の版間の差分
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'''川口 博史'''(かわぐち ひろし、[[1965年]][[4月12日]] - )は、[[セガ |
'''川口 博史'''(かわぐち ひろし、[[1965年]][[4月12日]] - )は、[[セガ]]所属の[[ゲームミュージック]][[作曲家]]<ref name="dengeki">{{Cite web|和書|url=http://dengekionline.com/elem/000/001/130/1130502/|title=“セガオンリーのゲーム音楽コンサート”が明日開催! 会場限定の特製パンフの内容を一部公開|date=2015-10-09|work=[[アスキー・メディアワークス|電撃オンライン]]|accessdate=2017-03-15}}</ref>。2016年現在、セガ・インタラクティブ第一研究開発本部 AMR&E研究開発部サウンドセクションセクションマネージャー。旧姓は'''宮内'''。[[千葉県]][[銚子市]]出身。別名'''Hiro'''、'''Hiro師匠'''のニックネームで知られる。 |
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セガ |
セガのゲームミュージックを黎明期から支えた作曲者であり、国内ゲームミュージックシーンにおける著名な作曲者の一人である。 |
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== 来歴 == |
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=== セガ時代 === |
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⚫ | [[1984年]]にセガ・エンタープライゼスに入社。当初は[[プログラマ]]で、入社1年目に同期の[[中裕司]]、[[林克洋]]と共に、セガ家庭用ゲーム機[[SG-1000]]用ソフト『[[ガールズガーデン]]』を制作<ref>{{Cite web|和書|url=http://sega.jp/fb/album/01_gg/home.html|title=名作アルバム - 『ガールズガーデン』|work=[[セガ]]|accessdate=2017-03-15}}</ref>。高校時代からバンドを組んでいた事が当時『[[ハングオン (ゲーム)|ハングオン]]』を開発していた[[鈴木裕]]に伝わり、鈴木からの依頼でメインテーマ曲を作曲したことがきっかけで、[[サウンドクリエイター]]に転身し、以来セガの黎明期から数多くの名作に関わっている<ref name="4Gamer.net20201203">{{Cite interview|和書|title=「アストロシティミニ」発売目前! Hiro師匠&光吉猛修氏に聞く,FM音源に彩られた1980~1990年代セガ・サウンドの裏側|url=https://www.4gamer.net/games/518/G051828/20201111024/|work=[[4gamer.net]],Aetas|date=2020-12-03|accessdate=2020-12-05|interviewer=早苗月 ハンバーグ食べ男|subject=川口博史|subject2=光吉猛修}}</ref>。 |
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⚫ | [[2001年]]からセガオフィシャルサウンドユニット「[[H.]]」のリーダーとして、不定期にライブ活動している。[[2015年]]1月からは、とものかつみ・[[景山将太]]とのユニットである「H.K.S(ハイパー・カッコイイ・システム)」のメンバーとしても活動<ref>{{Cite web|url= |
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⚫ | [[2001年]]からセガオフィシャルサウンドユニット「[[H.]]」のリーダーとして、不定期にライブ活動している。[[2015年]]1月からは、とものかつみ・[[景山将太]]とのユニットである「H.K.S(ハイパー・カッコイイ・システム)」のメンバーとしても活動<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20150825020/|title=即興演奏で楽曲を作り上げていく! H.K.S(ハイパー・カッコイイ・システム)の2ndライブをレポート|date=2015-08-26|work=[[4gamer.net]]|accessdate=2017-03-15}}</ref>。 |
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子供のころからの[[レゴ|レゴ・ブロック]]好きで、自身がホームページを立ち上げたほどである。 |
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[[2015年]]2月には、セガ入社30周年記念となるCDアルバム『Hiro 30th Anniversary Album Thank you for listening!』を発売した。同年4月に行われたセガグループ再編に伴い、光吉猛修と共にアーケードゲームを手掛ける新会社であるセガ・インタラクティブへ移籍<ref name="dengeki" />。 |
[[2015年]]2月には、セガ入社30周年記念となるCDアルバム『Hiro 30th Anniversary Album Thank you for listening!』を発売した。同年4月に行われたセガグループ再編に伴い、光吉猛修と共にアーケードゲームを手掛ける新会社である[[セガ・インタラクティブ]]へ一時移籍していたが<ref name="dengeki" />、[[2020年]]4月にセガへ復帰した。 |
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== 作品 == |
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* [[ソニックフロンティア]](2022年) |
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<!--サントラは同じゲームの曲が何度も発売されてきりがなく、かつ作品リストがあれば記載する意味が薄いと思われるため、一旦コメントアウト |
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== アルバム == |
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* セガ・ゲーム・ミュージック VOL. |
* セガ・ゲーム・ミュージック VOL.1(1986年12月21日、[[G.M.O.レコード]]) |
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* セガ・ゲーム・ミュージック VOL.2(1987年2月 |
* セガ・ゲーム・ミュージック VOL.2(1987年2月21日、G.M.O.レコード) |
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* セガ・ゲーム・ミュージック VOL.3(1987年10月10日、G.M.O.レコード) |
* セガ・ゲーム・ミュージック VOL.3(1987年10月10日、G.M.O.レコード) |
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* セガ体感ゲーム・スペシャル(1987年12月21日、G.M.O.レコード) |
* セガ体感ゲーム・スペシャル(1987年12月21日、G.M.O.レコード) |
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* アフターバーナー クライマックス サウンドトラック (2006/11/09) ウェーブマスター |
* アフターバーナー クライマックス サウンドトラック (2006/11/09) ウェーブマスター |
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* Out Run 20th Anniversary Box (2007/2/08) [[ウェーブマスター]] |
* Out Run 20th Anniversary Box (2007/2/08) [[ウェーブマスター]] |
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* AFTER BURNER 20th Anniversary Box ORIGINAL SOUND TRACKS SPECIAL BOX SET (2007/11/ |
* AFTER BURNER 20th Anniversary Box ORIGINAL SOUND TRACKS SPECIAL BOX SET (2007/11/29) ウェーブマスター |
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* Hiro 30th Anniversary Album Thank you for listening!(2015年2月25日、ウェーブマスター) |
* Hiro 30th Anniversary Album Thank you for listening!(2015年2月25日、ウェーブマスター) |
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* みんなでまもって騎士〜姫のトキメキらぷそでぃ〜サウンドトラック Vol.1(2015年5月27日、スィープレコード) |
* みんなでまもって騎士〜姫のトキメキらぷそでぃ〜サウンドトラック Vol.1(2015年5月27日、スィープレコード) |
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== 脚注 == |
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2024年5月11日 (土) 07:21時点における最新版
川口 博史(Hiro) | |
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出生名 | 宮内 博史 |
別名 | Hiro |
生誕 | 1965年4月12日(59歳) |
出身地 | 日本 千葉県 |
ジャンル | ゲームミュージック |
職業 | 作曲家 |
担当楽器 | キーボード |
活動期間 | 1985年 - |
川口 博史(かわぐち ひろし、1965年4月12日 - )は、セガ所属のゲームミュージック作曲家[1]。2016年現在、セガ・インタラクティブ第一研究開発本部 AMR&E研究開発部サウンドセクションセクションマネージャー。旧姓は宮内。千葉県銚子市出身。別名Hiro、Hiro師匠のニックネームで知られる。
セガのゲームミュージックを黎明期から支えた作曲者であり、国内ゲームミュージックシーンにおける著名な作曲者の一人である。
来歴[編集]
セガ入社前[編集]
千葉県銚子市の出身であり、幼少期は鬼ごっこ/かくれんぼといった外遊びや、レゴ・ブロック遊びに親しんでいた[2]。小学生の頃、ボウリング場で稼働していたアタリの『ポン』に触れる。また、デパートではセガの『GRAND PRIX』や、KASCOの『ミニドライブ』といったレースをテーマにしたエレメカに親しんでいた。また、お年玉と小遣いを貯めて当時珍しかった家庭用ゲーム機カラーテレビゲーム15(任天堂)を購入することもあった[2]。中学生から高校生の頃はコモドールのVIC-1001によるプログラミングに親しみ、『PiO』や『I/O』といった専門誌に自作のプログラムが掲載されることもあった[2]。また、中学生のころはフォーク好きだった友人の影響でアコースティックギターを購入し、当時流行していたミュージシャンの曲や自作曲の演奏にのめりこんだ。さらに、高校時代はフュージョンにのめりこみ、友人たちと組んだバンドでイベントに参加する機会もあった[2]。当初はエレキギター担当だったが、やがてキーボードも手掛けるようになった[2]。当時のバンドメンバーにはのちに『スーパーハングオン』の作曲などで知られる並木晃一もいた。加えて、ナムコの『ニューラリーX』を通じて「ゲームには音楽があるべき」という考えに至り、自作ゲームに取り入れることもあった[3]。
セガ時代[編集]
1984年にセガ・エンタープライゼスに入社。当初はプログラマで、入社1年目に同期の中裕司、林克洋と共に、セガ家庭用ゲーム機SG-1000用ソフト『ガールズガーデン』を制作[4]。高校時代からバンドを組んでいた事が当時『ハングオン』を開発していた鈴木裕に伝わり、鈴木からの依頼でメインテーマ曲を作曲したことがきっかけで、サウンドクリエイターに転身し、以来セガの黎明期から数多くの名作に関わっている[3]。
1988年結成のセガのゲームミュージックバンド「S.S.T.BAND」には、ステージデビュー時(1989年)からキーボード担当として参加していたが、1991年に光吉猛修と交代してS.S.T.BANDを脱退。
2001年からセガオフィシャルサウンドユニット「H.」のリーダーとして、不定期にライブ活動している。2015年1月からは、とものかつみ・景山将太とのユニットである「H.K.S(ハイパー・カッコイイ・システム)」のメンバーとしても活動[5]。
2015年2月には、セガ入社30周年記念となるCDアルバム『Hiro 30th Anniversary Album Thank you for listening!』を発売した。同年4月に行われたセガグループ再編に伴い、光吉猛修と共にアーケードゲームを手掛ける新会社であるセガ・インタラクティブへ一時移籍していたが[1]、2020年4月にセガへ復帰した。
作品[編集]
- ハングオン(1985年)
- スペースハリアー(1985年)
- エンデューロレーサー(1986年)
- ファンタジーゾーンシリーズ
- ファンタジーゾーン(1986年)
- ファンタジーゾーンGear オパオパJr.の冒険(1991年)
- スーパーファンタジーゾーン(1992年)
- アウトランシリーズ
- アフターバーナーシリーズ
- アフターバーナー(1987年)
- アフターバーナーII(1987年)
- アフターバーナー クライマックス(2006年)
- ダイナマイトダックス(1988年)
- パワードリフト(1988年)
- ホットロッド(1988年)
- ヴァーミリオン(1989年)
- G-LOC: AIR BATTLE(1990年)
- GPライダー(1990年)
- レンタヒーロー(1991年)
- ドラゴンボールZ V.R.V.S(1994年)
- ファイターズメガミックス(1996年)
- セガツーリングカーチャンピオンシップ(1996年)
- クラッキンDJ(2000年)
- テトリス・デカリス(2009年)
- maimai(2012年)
- みんなでまもって騎士(2014年)
- ソニックフロンティア(2022年)
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b ““セガオンリーのゲーム音楽コンサート”が明日開催! 会場限定の特製パンフの内容を一部公開”. 電撃オンライン (2015年10月9日). 2017年3月15日閲覧。
- ^ a b c d e (インタビュー)「川口博史(Hiro)【前篇】1/3」『株式会社セガ・インタラクティブ』。 オリジナルの2016年11月22日時点におけるアーカイブ 。
- ^ a b 川口博史; 光吉猛修(インタビュアー:早苗月 ハンバーグ食べ男)「「アストロシティミニ」発売目前! Hiro師匠&光吉猛修氏に聞く,FM音源に彩られた1980~1990年代セガ・サウンドの裏側」『4gamer.net,Aetas』、2020年12月3日 。2020年12月5日閲覧。
- ^ “名作アルバム - 『ガールズガーデン』”. セガ. 2017年3月15日閲覧。
- ^ “即興演奏で楽曲を作り上げていく! H.K.S(ハイパー・カッコイイ・システム)の2ndライブをレポート”. 4gamer.net (2015年8月26日). 2017年3月15日閲覧。
外部サイト[編集]
- [H.]Hiro @SEGA (@@Hiro_H10th) - X(旧Twitter)
- クリエイターズインタビュー 川口博史(Hiro) - セガ・インタラクティブ