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'''清山 知憲'''(きよやま とものり、[[1981年]][[10月31日]] - )は、[[日本]]の[[政治家]]、[[医師]]、[[医療法人]]理事長。[[宮崎県]][[宮崎市]]長(1期)。 |
'''清山 知憲'''(きよやま とものり、[[1981年]]〈[[昭和]]56年〉[[10月31日]]<ref>『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、430頁。</ref> - )は、[[日本]]の[[政治家]]、[[医師]]、[[医療法人]]理事長。[[宮崎県]][[宮崎市]]長(1期)。 |
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== 経歴・人物 == |
== 経歴・人物 == |
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[[宮崎県]][[宮崎市]]出身。[[宮崎市立宮崎小学校]] |
[[宮崎県]][[宮崎市]]出身。生家は蕎麦店<ref name="Kyodo">[https://www.47news.jp/579163.html「政治に懸ける」 東大卒医師、県議に] KYODO 47NEWS 2016年6月28日</ref>。[[宮崎市立宮崎小学校]]、[[宮崎大学附属中学校]]、[[宮崎県立宮崎西高等学校]]、[[東京大学大学院医学系研究科・医学部|東京大学医学部]]卒業。 大学卒業後、[[沖縄県立中部病院]]に就職<ref name="Nikkei-MD">[https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/cadetto/magazine/1102-t1/201108/521191.html 医師として米国社会に身を置いたことが人生の転機に] 日経メディカル</ref>。 |
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実家は[[蕎麦]]店で、多忙な両親に代わって自分の面倒を見てくれた祖母への思いが医師を志す礎となったという<ref name="Kyodo">[https://www.47news.jp/579163.html「政治に懸ける」 東大卒医師、県議に] KYODO 47NEWS 2016年6月28日</ref>。 |
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東京大学医学部卒業後、[[沖縄県立中部病院]]に赴任し、初期研修医として教育を受ける<ref name="Nikkei-MD">[https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/cadetto/magazine/1102-t1/201108/521191.html 医師として米国社会に身を置いたことが人生の転機に] 日経メディカル</ref>。 |
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2008年にアメリカ合衆国へ渡り、[[ベス・イスラエル・メディカルセンター]]内科レジデンシー・プログラムを1年間履修<ref name="Nikkei-MD"/>。アメリカ留学中に故郷宮崎の医師不足のニュースを耳にし、「自分に何か出来ないか」という思いから帰国を決意し、[[宮崎大学医学部附属病院]]内科医として入職<ref name="Hinata">[https://miyazaki.keizai.biz/headline/160/ 宮崎に元県議が「きよやまクリニック」開院 訪問診療と成人の予防接種に力入れる] ひなた宮崎経済新聞 2018年8月9日</ref>。 |
2008年にアメリカ合衆国へ渡り、[[ベス・イスラエル・メディカルセンター]]内科レジデンシー・プログラムを1年間履修<ref name="Nikkei-MD"/>。アメリカ留学中に故郷宮崎の医師不足のニュースを耳にし、「自分に何か出来ないか」という思いから帰国を決意し、[[宮崎大学医学部附属病院]]内科医として入職<ref name="Hinata">[https://miyazaki.keizai.biz/headline/160/ 宮崎に元県議が「きよやまクリニック」開院 訪問診療と成人の予防接種に力入れる] ひなた宮崎経済新聞 2018年8月9日</ref>。 |
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2011年、「宮崎の医師を増やすには政治の力が必要」との思いから政治家になることを決断<ref name="Kyodo"/>。 |
2011年、「宮崎の医師を増やすには政治の力が必要」との思いから政治家になることを決断<ref name="Kyodo"/>。同年4月の[[宮崎県議会]]議員選挙に宮崎市選挙区(定数12)から無所属で立候補し、1位当選を果たした<ref>[https://go2senkyo.com/local/senkyo/14415/22963 2011年宮崎県議会議員選挙・宮崎市選挙区] 選挙ドットコム</ref>。 |
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2015年の[[第18回統一地方選挙]]での宮崎県議会議員選挙に2期目の立候補を行い、[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]公認候補として再選を果たす<ref>[https://go2senkyo.com/local/senkyo/16120/26087 2015年宮崎県議会議員選挙・宮崎市選挙区] 選挙ドットコム</ref>。 |
2015年の[[第18回統一地方選挙]]での宮崎県議会議員選挙に2期目の立候補を行い、[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]公認候補として再選を果たす<ref>[https://go2senkyo.com/local/senkyo/16120/26087 2015年宮崎県議会議員選挙・宮崎市選挙区] 選挙ドットコム</ref>。 |
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2018年、「日本一健康な町づくり」を旗印に、県議を辞職して宮崎市長選挙に出馬<ref>[https://go2senkyo.com/articles/2018/01/25/34082.html 【宮崎市長選】現職・新人3名が争う。現職 戸敷正氏 VS 新人 伊東芳郎氏 VS 新人 清山知憲氏] 選挙ドットコム</ref>。この時は現職の[[戸敷正]]に敗れ |
2018年、「日本一健康な町づくり」を旗印に、県議を辞職して宮崎市長選挙に出馬<ref>[https://go2senkyo.com/articles/2018/01/25/34082.html 【宮崎市長選】現職・新人3名が争う。現職 戸敷正氏 VS 新人 伊東芳郎氏 VS 新人 清山知憲氏] 選挙ドットコム</ref>。この時は現職の[[戸敷正]]に敗れ<ref>[https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/local/2018/miyazaki-shicho.html 宮崎市長選 2018年1月28日投票] NHKオンライン 選挙WEB</ref>、次点で落選。宮崎市内にて「きよやまクリニック」を開業した<ref name="Hinata"/>。 |
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2022年1月23日執行の宮崎市長選挙は現職の戸敷、清山、元市議の斉藤了介、元市議の大村嘉一郎の4人が立候補したが、政党の対応は割れた。自民党県連の市内7支部のうち、5支部は戸敷を、1支部は清山を、残り1支部は両人を推薦した。[[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]]県連は清山を支持した。[[国民民主党 (日本 2020)|国民民主党]]は県連が自主投票を決定したが、県第1区総支部は清山を推薦した。[[公明党]]県本部、[[日本共産党]]中部地区委員会、社民党県連は自主投票だった。清山が他の3人を破り初当選した<ref>{{Cite web|和書|author=佐伯浩之 |url=https://www.nishinippon.co.jp/item/n/866171/ | title=宮崎市長選、清山氏が現職4選阻み初当選 自民分裂、対応割れた野党 | publisher=西日本新聞 |date=2022-1-24 | accessdate=2023-2-2 }}</ref><ref>[https://www.the-miyanichi.co.jp/special/election/2022/miyazaki_nobeoka/ 宮崎・延岡市長選挙2022 特集] 宮崎日日新聞</ref>。 |
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{{選挙結果 (日本の首長)|当日有権者数= 330,452 |最終投票率=38.76 |前回比=-3.45 |
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|当選者名='''清山知憲''' |当選者年齢=40 |当選者所属=[[無所属]] |当選者新旧別=新 |当選者得票数=56,943 |当選者得票率=44.65 |当選者推薦・支持= |
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|落選者名=[[戸敷正]] |落選者年齢=69 |落選者所属=無所属 |落選者新旧別=現 |落選者得票数=42,929 |落選者得票率=33.66 |落選者推薦・支持= |
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|2落選者名=斉藤了介 |2落選者年齢=55 |2落選者所属=無所属 |2落選者新旧別=新 |2落選者得票数=26,302 |2落選者得票率=20.62 |2落選者推薦・支持= |
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|3落選者名=大村嘉一郎 |3落選者年齢=70 |3落選者所属=無所属 |3落選者新旧別=新 |3落選者得票数=1,359 |3落選者得票率=1.07 |3落選者推薦・支持= |
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== 人物 == |
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=== 統一教会との関係 === |
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* 2021年、市長選挙の告示(2022年1月16日)が迫る頃、[[世界平和統一家庭連合]](旧統一教会)と関係の深い宮崎市議の黒木恒一郎は、清山を連れて教団の宮崎家庭教会を訪れ、金泰進教区長に会い、市長選の応援依頼をした。3人が並んだ写真は、のちに統一協会の韓国組織がYouTubeで公開した。朴鍾泌神日本5地区長は、宮崎家庭教会の集会で清山が宮崎市を刷新したいと決意表明をしたこと、教団側が声掛け、ポスティング、電話掛けをしたことなどを明かした<ref name="jcp20230202">{{Cite web|和書|url=https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2023-02-02/2023020215_01_0.html | title=徹底追及 統一協会 宮崎市長選を支援 22年 現市長が「家庭教会」訪問 動画に“ビラ配布・電話かけ” | publisher=しんぶん赤旗 |date=2023-2-2 | accessdate=2023-2-2 }}</ref><ref name="miyazaki20230203">{{Cite web|和書|url=https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/311363?display=1 | title=清山知憲 宮崎市長 市長選告示前に旧統一教会の関連施設訪問を明らかに 関係性は否定 | publisher=宮崎放送 |date=2023-2-3 | accessdate=2023-2-2 }}</ref>。 |
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* 2022年8月9日、清山は自身のツイッターに「統一協会との繋がりはありません」と投稿。しかしメディアが2023年に市役所に質問状を送ると、清山は記者に電話し、「選挙前に黒木議員とあいさつ回りをし、宮崎家庭教会というところには確かに連れて行かれた」と事実関係を認めた<ref name="jcp20230202"/><ref name="miyazaki20230203"/>。 |
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{{see also|世界平和統一家庭連合と政界との関係}} |
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=== 清山芳雄との関係 === |
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1966年8月21日から1978年8月20日まで第15 - 18代宮崎市長を務めた[[清山芳雄]]とは家族ではない<ref>{{Cite web|和書|title=清山とものり - おはようございます。最近多くの人との出会いがあるのですが、およそ60代以上の方から問いかけられるFAQが、 「前の清山市長の孫ですか?」 残念ながら家族ではありません。 ただ、祖父の出身が同じ地域で、新別府町というところですが、そこにはたくさんの清山姓がいます。 1966年〜78年に宮崎市長を務めた清山芳雄さまの家ともどこかで繋がりがあるかも? しかし40〜50年前に市長をされてた方を、皆さん本当によくご存知だなあと思います。 半世紀にわたって地域で記憶される職というのは改めて重いな…と実感。 この清山市長は、「市長室の窓から」という著作を残しておられ、大塚台団地、市民の森、せせらぎ水路、一つ葉有料道路、刑務所、中央卸売市場など宮崎市のインフラを整えていった時代の様子がとても面白く書かれております。 いま改めて再読し、宮崎市の現代史を勉強中。 {{!}} Facebook |url=https://www.facebook.com/kiyoyama.tomonori/photos/a.1467050530252025/1793268720963536/ |website=www.facebook.com |access-date=2023-09-02 |language=ja}}</ref>。60代以上の方から問いかけるFAQが「前の清山市長のお孫さんですか」だった。ただ清山の祖父の出身が同じ地域(新別府町)で清山姓が多かった。 |
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=== その他 === |
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=== HPVワクチンの積極的推奨 === |
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2022年1月23日執行の宮崎市長選挙に2度目の挑戦を敢行、市政のクリーン化とコロナ対策の充実を旗印に支持を訴え、56,943票を獲得して戸敷正の4選を阻止して初当選を果たした<ref>[https://www.the-miyanichi.co.jp/special/election/2022/miyazaki_nobeoka/ 宮崎・延岡市長選挙2022 特集] 宮崎日日新聞</ref>。 |
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2019年の宮崎県の子宮頸がんの罹患率は全国ワーストであり、宮崎市でも若い女性のHPVワクチン接種が進まない状況に対し、宮崎大学でのキャッチアップ集団接種を実現させTVインタビューで啓発活動を行った<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.umk.co.jp/news/?date=20230928&id=20545| title=#〇〇 進まない子宮頸がんワクチン接種 大学で集団接種へ 宮崎県 | publisher=宮崎放送 |date=2023-9-28 | accessdate=2023-9-30 }}</ref>。 |
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== 脚注 == |
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== 外部リンク == |
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2023年11月27日 (月) 09:53時点における最新版
清山 知憲 きよやま とものり | |
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内閣府地方創生推進室より公表された肖像 | |
生年月日 | 1981年10月31日(42歳) |
出生地 | 日本 宮崎県宮崎市 |
出身校 | 東京大学医学部 |
前職 | 医療法人理事長 |
所属政党 |
(無所属→) (自由民主党→) 無所属 |
公式サイト | 清山とものり 公式ウェブサイト |
宮崎市長 | |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2022年2月6日 - 現職 |
宮崎県議会議員 | |
選挙区 | 宮崎市選挙区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2011年4月30日 - 2018年 |
清山 知憲(きよやま とものり、1981年〈昭和56年〉10月31日[1] - )は、日本の政治家、医師、医療法人理事長。宮崎県宮崎市長(1期)。
経歴・人物[編集]
宮崎県宮崎市出身。生家は蕎麦店[2]。宮崎市立宮崎小学校、宮崎大学附属中学校、宮崎県立宮崎西高等学校、東京大学医学部卒業。 大学卒業後、沖縄県立中部病院に就職[3]。
2008年にアメリカ合衆国へ渡り、ベス・イスラエル・メディカルセンター内科レジデンシー・プログラムを1年間履修[3]。アメリカ留学中に故郷宮崎の医師不足のニュースを耳にし、「自分に何か出来ないか」という思いから帰国を決意し、宮崎大学医学部附属病院内科医として入職[4]。
2011年、「宮崎の医師を増やすには政治の力が必要」との思いから政治家になることを決断[2]。同年4月の宮崎県議会議員選挙に宮崎市選挙区(定数12)から無所属で立候補し、1位当選を果たした[5]。
2015年の第18回統一地方選挙での宮崎県議会議員選挙に2期目の立候補を行い、自由民主党公認候補として再選を果たす[6]。
2018年、「日本一健康な町づくり」を旗印に、県議を辞職して宮崎市長選挙に出馬[7]。この時は現職の戸敷正に敗れ[8]、次点で落選。宮崎市内にて「きよやまクリニック」を開業した[4]。
2022年1月23日執行の宮崎市長選挙は現職の戸敷、清山、元市議の斉藤了介、元市議の大村嘉一郎の4人が立候補したが、政党の対応は割れた。自民党県連の市内7支部のうち、5支部は戸敷を、1支部は清山を、残り1支部は両人を推薦した。立憲民主党県連は清山を支持した。国民民主党は県連が自主投票を決定したが、県第1区総支部は清山を推薦した。公明党県本部、日本共産党中部地区委員会、社民党県連は自主投票だった。清山が他の3人を破り初当選した[9][10]。
※当日有権者数:330,452人 最終投票率:38.76%(前回比:-3.45pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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清山知憲 | 40 | 無所属 | 新 | 56,943票 | 44.65% | |
戸敷正 | 69 | 無所属 | 現 | 42,929票 | 33.66% | |
斉藤了介 | 55 | 無所属 | 新 | 26,302票 | 20.62% | |
大村嘉一郎 | 70 | 無所属 | 新 | 1,359票 | 1.07% |
人物[編集]
統一教会との関係[編集]
- 2021年、市長選挙の告示(2022年1月16日)が迫る頃、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係の深い宮崎市議の黒木恒一郎は、清山を連れて教団の宮崎家庭教会を訪れ、金泰進教区長に会い、市長選の応援依頼をした。3人が並んだ写真は、のちに統一協会の韓国組織がYouTubeで公開した。朴鍾泌神日本5地区長は、宮崎家庭教会の集会で清山が宮崎市を刷新したいと決意表明をしたこと、教団側が声掛け、ポスティング、電話掛けをしたことなどを明かした[11][12]。
- 2022年8月9日、清山は自身のツイッターに「統一協会との繋がりはありません」と投稿。しかしメディアが2023年に市役所に質問状を送ると、清山は記者に電話し、「選挙前に黒木議員とあいさつ回りをし、宮崎家庭教会というところには確かに連れて行かれた」と事実関係を認めた[11][12]。
清山芳雄との関係[編集]
1966年8月21日から1978年8月20日まで第15 - 18代宮崎市長を務めた清山芳雄とは家族ではない[13]。60代以上の方から問いかけるFAQが「前の清山市長のお孫さんですか」だった。ただ清山の祖父の出身が同じ地域(新別府町)で清山姓が多かった。
その他[編集]
- 2018年の市長選落選後に開業した「きよやまクリニック」では在宅医療に力を入れる[4]。その後クリニックを「ひなた在宅クリニック」を改めた上、東京都品川区に進出させ、「ひなた在宅クリニック山王」として開院させた[14]。
HPVワクチンの積極的推奨[編集]
2019年の宮崎県の子宮頸がんの罹患率は全国ワーストであり、宮崎市でも若い女性のHPVワクチン接種が進まない状況に対し、宮崎大学でのキャッチアップ集団接種を実現させTVインタビューで啓発活動を行った[15]。
脚注[編集]
- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、430頁。
- ^ a b 東大卒医師、県議に KYODO 47NEWS 2016年6月28日
- ^ a b 医師として米国社会に身を置いたことが人生の転機に 日経メディカル
- ^ a b c 宮崎に元県議が「きよやまクリニック」開院 訪問診療と成人の予防接種に力入れる ひなた宮崎経済新聞 2018年8月9日
- ^ 2011年宮崎県議会議員選挙・宮崎市選挙区 選挙ドットコム
- ^ 2015年宮崎県議会議員選挙・宮崎市選挙区 選挙ドットコム
- ^ 【宮崎市長選】現職・新人3名が争う。現職 戸敷正氏 VS 新人 伊東芳郎氏 VS 新人 清山知憲氏 選挙ドットコム
- ^ 宮崎市長選 2018年1月28日投票 NHKオンライン 選挙WEB
- ^ 佐伯浩之 (2022年1月24日). “宮崎市長選、清山氏が現職4選阻み初当選 自民分裂、対応割れた野党”. 西日本新聞. 2023年2月2日閲覧。
- ^ 宮崎・延岡市長選挙2022 特集 宮崎日日新聞
- ^ a b “徹底追及 統一協会 宮崎市長選を支援 22年 現市長が「家庭教会」訪問 動画に“ビラ配布・電話かけ””. しんぶん赤旗 (2023年2月2日). 2023年2月2日閲覧。
- ^ a b “清山知憲 宮崎市長 市長選告示前に旧統一教会の関連施設訪問を明らかに 関係性は否定”. 宮崎放送 (2023年2月3日). 2023年2月2日閲覧。
- ^ “清山とものり - おはようございます。最近多くの人との出会いがあるのですが、およそ60代以上の方から問いかけられるFAQが、 「前の清山市長の孫ですか?」 残念ながら家族ではありません。 ただ、祖父の出身が同じ地域で、新別府町というところですが、そこにはたくさんの清山姓がいます。 1966年〜78年に宮崎市長を務めた清山芳雄さまの家ともどこかで繋がりがあるかも? しかし40〜50年前に市長をされてた方を、皆さん本当によくご存知だなあと思います。 半世紀にわたって地域で記憶される職というのは改めて重いな…と実感。 この清山市長は、「市長室の窓から」という著作を残しておられ、大塚台団地、市民の森、せせらぎ水路、一つ葉有料道路、刑務所、中央卸売市場など宮崎市のインフラを整えていった時代の様子がとても面白く書かれております。 いま改めて再読し、宮崎市の現代史を勉強中。 | Facebook”. www.facebook.com. 2023年9月2日閲覧。
- ^ 私たちのビジョンひなた在宅クリニック
- ^ “#〇〇 進まない子宮頸がんワクチン接種 大学で集団接種へ 宮崎県”. 宮崎放送 (2023年9月28日). 2023年9月30日閲覧。
外部リンク[編集]
- 清山とものり 公式ウェブサイト
- 清山知憲 (@T_Kiyoyama) - X(旧Twitter)