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; エルニーニョ
; エルニーニョ
: 片足をセカンドロープに乗せた状態から[[ムーンサルトプレス]]。技名はスペイン語で「神の子」を意味するとされているが、実際には「男の子」という意味でしかない。
: 片足をセカンドロープに乗せた状態から[[ムーンサルトプレス]]。技名はスペイン語で「神の子」を意味するとされているが、実際には「男の子」という意味でしかない。
; 羅骭下(らかんか)
: コーナーから放つ、相手の顔面に向けてのニードロップ。2004年の[[G1 CLIMAX]]における永田戦で初公開、見事に永田を下す。なお、技名は漢方薬の原料である[[羅漢果]]をもじったものとされる(「骭」は「脛(の骨)」の意)。
; 腕ひしぎ逆十字固め
; 腕ひしぎ逆十字固め
; リバースパワースラム
; リバースパワースラム

2007年5月30日 (水) 14:06時点における版

中邑真輔
プロフィール
リングネーム 中邑真輔
本名 中邑真輔
ニックネーム 選ばれし神の子
黒の救世主
身長 188cm
体重 120kg
誕生日 1980年2月24日
出身地 京都府中郡峰山町
所属 新日本プロレス
スポーツ歴 アマチュアレスリング
デビュー 2002年8月29日
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中邑 真輔(なかむら しんすけ、1980年2月24日 - )は、日本プロレスラー新日本プロレス所属。京都府峰山町(現・京丹後市)出身。京都府立峰山高等学校青山学院大学卒業。身長188cm、体重120kg(海外遠征帰国前は105kg)。

経歴

プロレスデビュー前から総合格闘技道場にも通い、打撃・関節技を主体としたファイトスタイル。得意技はシャイニング・トライアングル(飛びつき式の三角締め)。しかしながら、この総合格闘技を意識したファイトスタイルは、プロレスの重要な要素である「受けの美学」とは異なるものであるため、ファンの評価は二分されている。

K-1 Dynamite!!K-1 ROMANEXでの戦績は、2戦1勝1無効試合(総合格闘技全戦績は5戦3勝1敗1無効試合)。

中邑が批判を受ける理由としては以下のようなものが挙げられる。

  • IWGP至上主義者である点。奪ったIWGP以外のベルトを必ず封印する(高山善廣から奪取したNWF、棚橋弘至から奪取したU-30(後に返上に改められた)等)。
  • 持ち技の数が少なく、試合のバリエーションは対戦相手に依存している。
  • 永田裕志からは『プロレスラーに必要な三要素「キレ、パワー、怒り」が全て足りない。』と酷評されている。

その他、「空気が読めてない」「関節技ばかりでつまらない」「試合にメリハリがない」と中邑のファイトスタイルを否定するファンの意見も多い。

  • 上記に書いたように中邑には賛否両論の声が多く、ファンだけでなく同業者にも中邑に対して嫌悪感を持つものは少なくない。

総合格闘技をプロレスの上位概念に置いた、現在の新日本プロレスの路線を代表するレスラーである。

「選ばれし神の子」として売り出され(神とは当然アントニオ猪木のことで、次世代の猪木的存在であるという意味)、瞬く間にトップレスラーとなった。世代交代を名目とした格上げであったが、年齢と他団体と総合格闘技での実績を基準として行われてしまったため、総合格闘技での数戦の経験がIWGP王者の価値と等しくなってしまった弊害がある。

その他にも、格上げが裏目と出て(新人が2年以内にIWGPに挑戦すること自体異例であった)、下積み時代に養うべきである試合の組み立て方やアピールの仕方を勉強できないままトップ扱いになったとも言われている。

ロープワークができるようになったのは、デビューから3年目前後だった。

また、2005年10月に電撃復帰した長州力に迎合するような発言を行い永田裕志蝶野正洋らとの溝を深めている。しかし最近は、2006年1月4日東京ドームで予定されるカードの変更や、ブロック・レスナーへのエース待遇の反発など、必ずしも長州に従うわけではない。

2006年3月、会社は無期限の海外遠征に放り出すことを決意。この遠征は元IWGP王者の肩書が、団体・対戦相手を制限するためマスクマンとして行うと発表された。かつては海外遠征からの帰国後、王者となるのが日本プロレス界におけるレスラーの格上げの常套手段であったが中邑の場合はこの手順を逆転させた、稀な例である。しかし、海外で試合は行わずトレーニングのみで半年を過ごし帰国した。

帰国後は蝶野正洋とタッグを組み、ベビーフェイスからヒールへの路線変更を図ろうとしている。 また、半年間の海外修行でビルドアップされた肉体に合わせ、コスチュームもロングタイツからショートタイツに変更。しかし、非力脱却の声を消すにはいたらなっかった。力技は使うようになったが、試合運びが技巧派ともパワーファイターともいえない中途半端なものになってしまったことが要因として挙げられる。

12月10日にはライバル棚橋弘至のもつIWGPヘビーに挑戦するが、ドラゴン・スープレックスで敗れ王座返り咲きはならならなかった。

2007年3月、頚椎を痛め戦線を離脱。また、欠場の発表とほぼ同じタイミングでアントニオ猪木新団体の発足を表明し、にわかに中邑の去就が注目される。

その他

中邑の意外な一面として、学生時代はレスリング部と美術部を掛け持つなど多彩な才能を持つということがある。現在、岡本太郎にインスパイアされWEB上で彼の描く「プロレスラー」という作品が公開されている。また今でこそ総合格闘技色の強いスタイルであるが学生時代はインディーから女子プロレスまで追いかける生粋のプロレスマニアであった。

バラエティー番組には、ほとんど出た事ないが、「恋するハニカミ」(TBS)に出演した(デート相手は夏川純)。

2007年に資生堂uno」のCMに出演。広告では、出演した格闘家およびお笑いタレントの顔がほぼアイウエオ順で並んでいるのだが、なぜか中邑は桜庭和志品川祐品川庄司)の間にいる。不仲とされる永田裕志の近くにいたくないという中邑サイドの意向と推測される。

  • 本来の並び:桜庭和志~佐々木健介~品川祐~(中略)~永田裕志~中西学中邑真輔武蔵山崎邦正
  • 実際の並び:桜庭和志~中邑真輔~品川祐~(中略)~中西学~佐々木健介~永田裕志~山崎邦正~武蔵

得意技

ランドスライド
肉体改造後のフィニッシュホールド。ファイアーマンキャリーで相手をかつぎ、前方へ後頭部から背中にかけて叩き付ける。
シャイニング・トライアングル
肉体改造前のフィニッシュホールド。相手が片膝を立てて屈んでいる状態で、相手の片膝を踏み切って相手の上体に飛びつき素早く三角締めをきめる。
スタンド式腕十字
飛びつき式の三角絞めを決め、そこから首に巻きつけた足を外して腕十字に移行する。この技で天山広吉を破り、史上最年少でのIWGP戴冠となった。
エルニーニョ
片足をセカンドロープに乗せた状態からムーンサルトプレス。技名はスペイン語で「神の子」を意味するとされているが、実際には「男の子」という意味でしかない。
羅骭下(らかんか)
コーナーから放つ、相手の顔面に向けてのニードロップ。2004年のG1 CLIMAXにおける永田戦で初公開、見事に永田を下す。なお、技名は漢方薬の原料である羅漢果をもじったものとされる(「骭」は「脛(の骨)」の意)。
腕ひしぎ逆十字固め
リバースパワースラム

タイトル

入場テーマ曲

  • Subconsciousess