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2007年7月7日 (土) 16:17時点における版
ぼのぼのの登場人物一覧(ぼのぼののとうじょうじんぶついちらん)は、いがらしみきおの漫画作品及びそれを原作とするアニメ『ぼのぼの』に登場する架空の人物の一覧。
※★が付くキャラは「アナザーサイドオブぼのぼの アカカくんたち」にも登場。単行本でまだ出ていない出来事、設定は割愛。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
主要人物
- ぼのぼの
- この物語の主人公で、ラッコの子供。海に住んでいる。名前の通り普段はぼーっとした性格で、すばやい動作が出来ない。物事によく疑問を抱く広い観察眼を持ち、疑問を解消するために色々な相手に聞いて回ったりしている。貝をいつも手に持っているか脇の下にある袋に入れている(ラッコの特性上、脂肪が少ないのですぐ食べないと死んでしまうため)。
- 連載当初は突っ込まれてばかりで、眉間にしわを寄せる方法すら知らなかったほどだったが、最近では青筋を盛大に立てて突っ込んで怒ったりするようになった。また、変な想像を膨らませることが多く、大人や友達に複雑な表情を向けられる。
- また、しまっちゃうおじさんを初めとした空想の動物を多く脳内で生み出しては、自分で勝手に怖がっていることが多い。しかし一方で、ものすごく長いポポスくんの本名をたった二回聞いただけで覚えるなど、意外な暗記力の良さをみせたり、スカーフェイスの傷が17個あることを一瞬で数えたこともある。また前述の通り観察力はよく、アライグマくんが食べ物を美味しいと思った時に鼻水が出る癖を発見していた。
- この作品の哲学的要素に深く関わってくるキャラクターだが、一切彼が登場しない回も存在する(アニメでは全話に登場している)。
- シマリスくん
- ぼのぼのの友達。ぼのぼの他同年代のキャラに対して「~ちゃん」と付けて呼ぶ等オネェ言葉を話すがれっきとしたオスである。好物はクルミでいつも手に持っている。自分の体に度々止まったり寝ているときにちょっかいを出してくるので虫が基本的に大嫌い。
- 体が小さく行動が腹立たしいという理由で森のみんなから苛められていたが、最近では我が道をたくましく歩むようになった(と言うよりは性格がアライグマくんに似てきた)。ぼのぼのと同じくくだらないことばかり言うので、アライグマくんによく蹴飛ばされてしまう。しかし、最近はアライグマくんと言動がそっくりになってきてぼのぼの含めて誰に対しても怒って突っ込むことが多く、鼻を押し付けたり蹴りを入れたりすることもある。
- 姉が二匹と腹違いの兄、義理の兄までおり、家族構成は恐らくこの作品で一・二を争う規模がある。
- 「いぢめる?(5巻以降は言わなくなる)」と「~~なのでぃす」が口癖なうえ、え段の部分をい段に置き換えて発音することが多いなど話し方が少し変わっている(「そりは~(それは~)」「食びるな(食べるな)」等)。
- キャストのほとんどが変更された映像化三作目作において、唯一キャストが引き継がれたキャラクターであり、シマリスくんの甲高い声のイメージとして根強い。
- アライグマくん
- ぼのぼのの友達であるが、森一番の苛めっ子。一番の突っ込みキャラクターで、普段は理屈に基づいて誰かを殴っているが、突っ込みキャラの特性なのかそれでもぼのぼのの友達の中では比較的常識的な思考を持っている方である。また、思いつきで突拍子の無いこと(邪魔になったから自分の尻尾を切断するなど)をすることもある。
- 乱暴な父とずっと暮らしてきたからか、粗暴で雑な性格である。暇というもの自体をものすごく嫌っており、新しい遊びなどを良く考えてたりしては、ぼのぼの達を巻き込んでいる。
- 当初、ぼのぼのやシマリスくんに対して友達と言うよりは暇つぶしのための子分としか考えておらず、ぼのぼの達を含めて弱い者だけ殴る等、ショーねえちゃんと並ぶ意地悪キャラだったが、現在は性格が幾分丸くなっている。一方でその矛先はクズリのオヤジ等理不尽な大人達に向けられるようになった。また、最近の突っ込みは殴る蹴るより鼻を押し付ける方が主流である。
- 終始ぼのぼの達のくだらない言動や自分が理解できない行動によく腹を立てているが、なんだかんだで手伝ってくれる良い奴である。
- 母親は長い旅に出ているので父子家庭となっている。しかし互いに乱暴な性格なため、何かと父親とは対立しているが、ごく稀に意気投合したりする時もある。
- 友達がかなり豊富に存在しており、いたるところに知り合いがいる。
- 好物はイモ(特にアニメ版)などだが、基本的に食欲旺盛かつ雑食である(花や土まで食べる)が、時に肉食な面も見せる。
- 29巻にて、思いつきの延長で修業と称して旅に出てしまった。いつ帰って来るかは不明だが、作者の言葉からしばらくは登場しないようで、二度と森には帰ってこないかもしれないとも本人が言っている。
- アニメでは乱暴者のいじめっ子という面がとても強調されているが、同時に大人ぶってるだけで内面は非常に子どもという性格も追加された。
- フェネックギツネくん★
- 砂漠に住んでいる歌を歌うのが好きなぼのぼのの友達。もともとはアライグマくんが紹介した。名前が長いので「フェネギー」と略され呼ばれている。アライグマくん曰く「身体は小さいが、声と耳はデカい」。楽しいことをいつも求めて暮らす陽気な性格。また、自分の意見を周りに流されずにはっきり主張できる芯の強い面もある。
- 怒る時は自分の鼻を相手の顔に押し付ける(最近はぼのぼのを含めて多くのキャラも時々やるようになった)。痛いのが苦手で、痛みを感じると物凄い顔をする。
- 父親とは友達のように仲が良かったが、最近両親が旅に出たので一人暮らし中。何かとモブなどでも登場する、サブメインキャラクターのような存在。
- メインキャラの中で唯一「アカカくんたち」に直接登場。
- クズリくん
- ぼのぼのの知り合い。いつも「にこにこ」と言いながらウンチをしている。シマリスくん以上に臆病な性格だが、所かまわずウンチをする点では結構度胸があるのかもしれない。
- 当初はスナドリネコさんの家の前で用を足すのが好きで、シマリスくん同様楽しいからと言うだけでアライグマくんに苛められていた。しかし、現在はアライグマくんとは仲良く遊んでいるところも見受けられる。アニメでは用を足している途中で(物事を聞かれているのにも関わらずし続けているせいもあって)アライグマくんなどに蹴飛ばされたりすることが多かった。
- まだ幼いせいか、父は二足歩行なのに彼は四足歩行である。(まれに二本足で立っていることもあるが)父親からは「ボーヤ」と呼ばれている。
- スナドリネコさん
- この舞台とは違う場所からやってきたらしい謎の多いキャラで過去の事も一切話さない。
- 海を渡って来たらしく、傷だらけで動けなくなっていたところをぼのぼのに発見され、命を救われる。
- 花鳥風月を愛していて、冷静沈着で孤高で無表情のキャラだが、最近は笑ったり怒ったりもする。
- ヒグマのカシラの手下に勝てるほど運動能力は高い。他のキャラの住居とは一風変わった住居はヒグマの大将との対立の末に貸してもらった(大将曰く、森を護る者が住む家だという)。が、ヒグマの大将が敵対するヒグマのカシラの手下に崖から突き落とされ大怪我した時は宿命を感じたのか助けに行きヒグマのカシラ一味と戦った。
- 結構みんなに慕われているが、悪気は無いのにどこか人をバカにした態度を取るので、くだらない対立を生むこともある。なので、他にも理由があるがアライグマ親子からは特に嫌われている。
- 怠惰を好み、いつも家でぐうたらと寝ているのが大好きだが、結構物知りなので色々な相手(特にぼのぼの達)からよく訪ねられ、故に寝てばかりいられない毎日を送る。
- 最近はぼのぼの達の質問に明確に答えられないことが多く、ぼのぼのが「スナドリネコさんに聞いてみようよ」と言うとアライグマくんやシマリスくんは「聞くだけ無駄」と激怒する(最近はスナドリネコさんを持ち出されること自体嫌っている)。
- 原作ではそうでもないが、アニメ版では特に頼れる大人として色濃く描かれている。
- ボーズくん
- ビーバーさんの子供。当初はシマリスくんを頼りになる強いリスだと思っていた。いつも笑っている父親と気の強い母親の間に生まれながら、とても泣き虫な性格をしている。しかし最近では泣き虫が直ってきたようで、アライグマくんにいじられても泣かなくなり、結構しれっとした性格になっている。泣くと物凄い顔をするのが特徴。キツネくんという友達がいる。
- 登場回数が3回にとどまっており14巻を最後に登場していない。
- アナグマくん
- アライグマくんの友達。痛い思いをしても何もいわなかったり、人を食ったような態度をとる「ちょっとヘン」な仲間。昔からこういう性格だったというあたり、アライグマくんとは古い付き合いらしく、何かと絡みが多い。しかし、天然ボケな部分も目立っていてアライグマくんを怒らせることもある。しかし殴られても決して文句も言わなければ表情も変えないタフな面も。(というより表情が変わったことがほとんどない)
- でんぐり返しが得意で、ぼのぼのなどに教えていたりする。しれっとすごいことを言うこともあり、「だってみんな一人だろ?」という台詞はアライグマくんを凍りつかせた。ヤマビーバーくんと喧嘩していた時期も、眉一つ動かしていなかったあたり、喧嘩の原因が垣間見える。同様にシマリスくんとも度々トラブルを起こしている(当初はアライグマくんと一緒にいじめていた)。
- 作者に気に入られているのかよく登場するが、アニメ版では明確な役割をもって登場したことがない。しかし原作では彼にスポットを当てた回がある。
- また、モデルかどうかは不明だが、彼に似た人物が作者いがらしの友人にいたという。
- ヤマビーバーくん
- アライグマくんの友達。通称ヤマビー。変な顔で誰かを笑わせようと常日頃いろんな顔を試している。しかしなかなか他者は笑ってくれない。
- 22巻以降、キャラクターが一変し(単に今までその本質が出てこなかっただけかもしれないが)、アライグマくんのように怒ったり殴ったりするようになったが、アナグマとの漫才ライブをしたりと、根本は変わっていない。無理にでも変な顔をしようとするので、アライグマくんによく殴られる。
- ビーバーだがボーズくん一家とは無関係のようである。
- また彼のモデルはいがらしみきおの嫁で、「この顔どう?」とよく見せるので面白いと思って出したという。
- コヒグマくん
- ヒグマの大将とヒグマさんの子供。両親から「ボー」と呼ばれているのでそれが正式な名前と思われる(「ボーヤ」が変形したものかもしれないが)が、ぼのぼの達からは「コヒグマくん」と呼ばれている。
- 両親に対してはそれぞれ「おとさん」「おかさん」と呼んでいる(両親自身もそう言っている)。
- 初期はなんでもすぐに真似したがっていたが(長い話は真似できない)、最近はそれなりに成長したのかそんなことはほとんどしない。
- ぼのぼの達と比べると話し方などがまだ幼いが、自分の主張ははっきりと言える。2巻ではぼのぼのに魚の捕り方を教えた(残念ながらそれ以降ぼのぼのとの直接的なやり取りは無い)。
- 足が父よりも速い。以前から比べてのかなりの成長ぶりに、山から下りてきた父である大将を度々号泣させた。
- 母親同様21巻以降ほとんど登場していない。
- プレーリードッグくん
- シマリスくんの親友。砂漠に住んでいて、体は作中でも一、二を争うほど小さく、言葉は「ん~」と言うだけである。シマリスくんだけが言葉を理解できる。そこにいるだけで幸せな気持ちにさせてくれる(らしい)。
- 趣味は一人旅、砂漠に無い美しいものを見ること。気に入られるとキスをしてもらえる。いつもは閉じているが、たまに目が開く。
- 登場回数が少なく、20巻を最後に登場していない。
主要人物の家族・親戚
- ぼのぼののおとうさん
- ぼのぼのの父親。息子以上にすごくのんびりとした性格で、原作だと台詞が一々途切れており、アニメでも一々間を置いて喋る。それでもいざという時はちゃんとしたお父さんらしさを見せている。我慢が唯一の特技。当初はあまり表情を見せなかったが、現在はそうでもない。
- 何故か妻がいないが、作中で触れられたことはない(これについては文庫版第1巻のインタビューページにおいて作者が少しその話題について触れているが、作中で触れられることは今後もないものと思われる)。
- いつも一人で他人には理解できない一人遊び(ぼのぼのには理解できる)をしており、アライグマくんから「苦手」と言われるほどの変わり者だが、ラッコのスレイさん、シャチのスカーフェイス、シャチの長老など、それなりに友人はいるらしい。
- シャチの間で「死神ラッコ」または「キング・オブ・ラッコ」と呼ばれ、恐れられているなど、壮絶な人生を送ってきたラッコらしいが4巻にてその一部(?)が語られている(後述)。
- ぼのぼののことは「ぼの」と呼んでいる。
- アライグマくんのおとうさん
- アライグマくんの父。息子が捻くれて育った原因はこの親父にあると思われる。いつも眉間にシワを寄せ、イライラしている。世の中のあらゆるものが嫌いと豪語するが、アナグマくんのお父さんやヒグマの大将とは古い馴染なのか親しい様子。(ヒグマの大将には、あまり怒らないように諭されたこともある。)逆にスナドリネコさんをものすごく嫌っている(ドラマCDにおいては彼の助言に従ったことも)。
- 気に食わないものは何でも殴り、特に息子のアライグマくんが一番犠牲になっている。しかし他人の子供には何故か(ぼのぼのに厳しく説教したり、シマリスくんを投げつけたりしたことはあるが)基本的に優しい。曲がっているとはいえある程度ちゃんとした大人で、暴力的だがたまに的を射た発言や行動もとる。
- 妻とは別居状態だが特に仲が悪いというわけではなく、若い頃に妻やまだ小さかったアライグマくんをほったらかしにしていろんなところに出かけてばかりいたのを反省してか、彼女に対して旅をすることを勧め、育児を引き受けている。
- 原作では年を取ったせいか最近性格が丸くなってきており、息子に突っ込まれて冷や汗を流すこともある。
- 大人のキャラ(スナドリネコなどの同年齢)からは「アライグマ」と呼ばれ、アライグマくんが「アライグマの息子」と呼ばれることもあるが、基本的に「アライグマの親父」と言われている。背格好はソックリだが、アライグマくんよりも目付きが悪く鋭い。
- 29巻で妻に続いて息子も旅に出てしまい、一人暮らしをする数少ない父親キャラになった。
- アライグマくんのおかあさん
- アライグマくんの母。旅をしているので現在8巻、9巻のみの登場。「あー、おかしい」と変な感じに笑う。変な歌も歌う。ヤマビーバーくんのする変な顔をおもしろいと感じる。
- アライグマくんは母親とあまり接したことがないためか、母に対して敬語で話す。
- 原作版とアニメ版では夫婦仲が180度違う。しかしどちらにしても嫌っているわけではないようだ。
- ショーねえちゃん
- シマリスくんのお姉さん、次女。弟のシマリスくんと姉のダイねえちゃんとは違って粗暴かつ勝気な性格(ただし、映画第1作目では少し性格が異なる。)。
- 最近はシマリスくん同様、一人暮らしをしている。
- 当初アライグマくんと特に仲が悪く、互いに罵り合っていた。体格はほとんどシマリスくんと一緒ながらもアライグマくんと互角に戦える。しかし、17巻で決闘をしたときに腹違いのおにいさんに「許して忘れるのです」と言われたせいか(アライグマくんと気が合った形で和解したような描写もある)、アライグマくんとの喧嘩も全くしなくなっていて、24巻のプレゼント遊びに登場してもアライグマくんは敵視した姿勢を全然見せていない。
- 当初からアライグマくん以上に弟のシマリスくんを執拗に苛めているので、作品の中では(アライグマくんを除けば)一番の意地悪キャラであるが、原作では何故か17巻(ここでも酷い苛め話があり、結末としてこき使い宣言をしたが、それ以降自分から出向いてシマリスくんを苛めることが無くなった)を境にほとんど登場しなくなっている。
- だが、24巻に描かれているパラパラマンガ(巻末から巻頭に向かってめくる方)でシマリスくんからのプレゼントを投げ返したり、26巻でシマリスくんが枯れた湧き水を掘っている時に「手伝ってくれ」と頼まれても殴って断るなど、性格は全然変わっていない。しかしこれらのイジワルな態度は、シマリスがやや女々しいことからも来ているようでもある。
- 29巻では最後のみの登場だったが、久々に存在感を示す話が描かれている。そこではかなりの不良ぶりを見せており、知り合いのほとんどは柄の悪い者達だった。しかし良い部分も描かれている。自分の家族のことについて終始でたらめな事を知り合いに話していた模様。
- 映像化作品では唯一キャストが変わっていないキャラクター(ただし、三作目未登場のため)。
- ダイねえちゃん
- シマリスくんのお姉さん、長女。現在はピッポさんと結婚して一子を儲けている。おしとやかで気品のある女性。故に下品な言葉などが苦手で、聞くと卒倒してしまうくらい繊細で、激怒しても全然怖がられない。
- だが、シマリスくんに度々厳しく説教をしたり、ピッポさんとの結婚では反対の声を押し切ったりするなどいざと言う時は強い意志を示すこともある。難しい言葉を使うのが好きなようだ。
- トラブルに直面した時、シマリスくんに相談して何か提案されると決まって「それはもうやりました」と返すやりとりがお約束的。
- マホモちゃん
- ダイねえちゃんとピッポさんの間に生まれた男の子でシマリスくん、ショーねえちゃんの甥っ子。23巻で生を受ける。顔はまん丸で、二重まぶたなので一部ピッポさん似。なぜか母親一緒に笑うこと以外はしゃべることはまだ出来ない模様。
- 当初はダイねえちゃんに抱っこされていたが、現在は一人で歩くことができる。かくれんぼが好き。「マホモちゃん」という名前は29巻からの名前。
- シマリスくんのおとうさん
- マイペースなシマリスくんの父親で、バツイチ。作者曰く「勝手な酷い親」。表情をあまり変えない冷静な性格だが、機嫌を損ねると意味不明なことをし始める。小さいながらその威圧感はアライグマくんも恐れた。
- メインであるぼのぼのとアライグマくんの父親はよく登場するが、こちらはシマリスくんと別居しているせいか、そんなに出てこない。
- シマリスくんのおかあさん
- シマリスくんの母親。どこにでもいる普通の母親であるが、昔は夫婦でかなり激しい運動や体操をやっていた。最近は年老いて体が弱くなっており、シワも深くなってしまった。
- シマリスくんのおにいさん
- シマリスくんのおとうさんが前妻との間にできていた子供で、シマリスくん、ショーねえちゃん、ダイねえちゃんにとっては異母兄弟(兄妹)に当たる。17巻のみの登場。
- 水が垂れてきそうな特徴的な口の形をしている。寛容な精神の持ち主で、父親の離婚問題も大して気にしていない。
- アライグマくん親子のイモ掘りを黙々と手伝い、アライグマくんのお父さんに気に入られた。
- 6巻にシマリスくんの想像で「おにいさん」が登場するが、この人物とは全くの無関係である。
- シマリスくんのおじいさん
- シマリスくんのおとうさんのおとうさん。何をやるにも行動が遅く、朝言った冗談を夜にようやっと笑う。何故かふしゃはははと笑う。おとうさんが子供だった頃から既に老いが見えていた。ここぞという時は機敏というが、それでも早いとは言いがたい。今はいないことから故人らしい。
- シマリスくんのおじさん★
- シマリスくん兄弟の親戚(具体的な血縁関係は不明)。登場は15巻、17巻。アライグマ君のお父さん以上に傲慢な親父。「男らしくない」という理由で常にシマリスくんに常に厳しい態度を取りいろいろとしごいているがショーねえちゃんに対しては逆に優しい態度を取っている。それ故シマリスくんは彼にうんざりしている。いつも何かに怒っていないと気が済まないらしい。
- クズリくんのおとうさん
- クズリくんの父親、森の賢者にして「策略家」と言われる人(本人は真っ向から否定する)。父親キャラながらぼのぼのではよく登場するキャラクター。ぼのぼののお父さん同様妻はいない。
- ヒグマの大将とは舎弟のような関係であり、スナドリネコとは良く話をするが、何故かいつも折り合いが悪く、最近はうるさいからと無視されている。
- 彼もまた物知りなのでよく物事を聞かれるものの、ホラを吹くことも多い。だが、風邪や父親の腹痛等、ぼのぼのの深刻な悩みには的確なアドバイスをする。
- 大人なのに子供のようなことばかりするのでアライグマくんには「おまえ」呼ばわりされることが多く、頻繁に殴られる。大人からはたびたび「クズリ」「クズリのオヤジ」と呼ばれ、クズリくんが「クズリの息子」と呼ばれることも。
- 実は結構恨みを買っているらしく、友達(?)を訪ねるとよくボコボコにされる。
- この作品では珍しく、作中で狩りの仕方を見せたことがある。その方法は、鳥を餌で釣った後投網で捕獲、「鳥おどし」と呼んでいる火薬で気絶させてから捕獲、体中に葉っぱを接着し、怪物に変装して鳥の群れを襲い、生け贄を差し出させるなど、非常に知能的。
- 若い頃は無理をしまくっていたが、最近は年を取っていることを悩んでいる。
- ヒグマの大将
- コヒグマくんの父親。常に「~ぜよ。」と話す。名前の通りヒグマだが、作者のミスで首に月の輪がある(これは他のヒグマも同様)。
- 大将と呼ばれるだけあって事実上の森のリーダーで森の見回りをする役目だったが、突然やってきたスナドリネコさんと対立。戦いの末、いろんな傷を顔につけた上、住むところが無いだろと森で一番強い動物が住むとされている自分の住居をスナドリネコさんに貸してしまう。ヒグマさんとも離婚し、森を離れてしばらく山で一人暮らしをすることになったが(ヒグマのカシラ一味と対立する遠因にもなった)、一人でいる理由が無くなったので最近は森に帰ってきた。その後、ヒグマさんとは復縁したものと思われる。
- 現在はスナドリネコさんに会ってもまともに戦うことは無く、様々な挑発をする程度である。だが、常にスナドリネコさんに監視されていると思い込んで腹を立てることもしばしば有る。ちなみに、スナドリネコさんに対しては常に「スナドリ」と呼んでいる。
- 見た目通り腕っ節が強く怒りっぽい性格で、非常に恐ろしいように見えるが、本来は人情家で涙もろい性格をしており、特に自分の息子の成長ぶりに感極まって泣いてしまうことがしばしば。趣味はお話づくり。
- 彼が登場するときは大抵ぼのぼのが登場せず、ある意味もう一人の主人公だった。26巻で初めてぼのぼのと会話をするが、その話を最後に登場しなくなっている。
- ヒグマさん
- コヒグマくんのお母さん。1、2巻ではぼのぼのを見ると「かわいいー!」と突然騒ぎ出して抱きしめるはた迷惑な人だったが、現在は普通の母親になっている。
- ヒグマの大将との離婚後、スナドリネコさんによくヘルプしてもらっていた。離婚した大将と何故かよく会い、別段喧嘩するわけでもなくしれっとしていたが、大将が森に戻った際に復縁したものと思われる。
- アニメ版ではぼのぼののお父さんと幼馴染で、ぼのぼのとも元から知り合いだった。
- 21巻を最後にほとんど登場していない。
- フェネックギツネくんのおとうさん
- フェネギーの父親。自称「フェネちゃん」だが誰もその名で呼んだことはない。「けらら」と笑う。息子とよく似ており、違いは耳と尻尾の形と色が微妙に違うだけ。
- 似た者親子であまり父親らしくない。踊るのが好き。アニメ版では作り話も好きである。大人からはフェネックと呼ばれる。現在は妻と一緒に旅に出ていて、23巻を最後に登場していない。
- フェネックギツネくんのおかあさん
- 二人と比べると少し大柄なフェネギーくんの母親。通称フェネリン。二重まぶたでかわいいらしいが、漫画で見ると白目のように見えてしまう。
- 結婚前はかなりの美人だったが、フェネギーを出産後、産後の肥立ちで体形がかなり変わってしまった。現在は夫と一緒に旅に出ていて、23巻を最後に登場していない。
- アナグマくんのおとうさん
- アナグマくんの父親。作中では登場回数が少なく、影の薄い普通の父親だが、天然ボケな上、物忘れもある模様。
- また息子が妙に人を食った性格になった原因がこの人にある部分も多少垣間見え、彼もまた表情が変わらずしれっとしている。
- 親子関係は仲が悪いわけでもなければ良いわけでもなく、アライグマくんに「お前の家庭はどうなってんだよ!」と突っ込まれた。
- アライグマくんのおとうさん、クズリのオヤジ、ヒグマの大将と親しい。
- ビーバーさん
- ボーズくんのおとうさん。いつも朗らかでニコニコしている。何か危険が迫ると警戒警報を発令して妻を呼ぶ。しかし警戒警報は遊びではないので乱用すると妻の足払いを食らう。
- ダムを作るのが得意で、子供達によく見せたがる(見たくないといわれてもダム作りを見せる)。妻の足払いを「通ってきた道」と達観する。
- 妻と同様作中での登場は2回のみで7巻を最後に全く登場していない。
- ボーズくんのおかあさん
- ボーズくんの母親。夫と子供とは違ってかなり大柄で、かかあ殿下(今で言う鬼嫁)の典型。強烈な足払いが得意技で、アライグマくんや夫のビーバーさんに所かまわず放つ肝っ玉母さん。アライグマくんでさえ敵わない(アライグマくんのカニばさみですら、びくともしなかった)。強化版に「時間差足払い」「時間差双方向足払い」がある。
- 実は包容力のある母親。作者の理想の女性像らしい。
- 夫と同様作中での登場は2回のみで7巻を最後に全く登場していない。
- ピッポさん
- ダイねえちゃんの夫。シマリスくんとショーねえちゃんの義兄。二重まぶたのイケメンでダイねえちゃんの前では好青年だが、実際は威張り散らす嫌な性格。
- その悪い性格が災いして、当初シマリスくんを始めとしたダイねえちゃんの家族に結婚を反対されていた。自分の父親にも自分の厳しい躾から逃げたいだけという理由で猛反対されたが(シマリスくんとアライグマくんからの告げ口だが)、なんとか反対を押し切って結婚し現在に至っている。マホモちゃんが生まれた後に一回夫婦喧嘩をしてしまい離婚の危機に陥ったことがある。
- ピッポさんのお父さん
- シマリスくん兄弟の義理の父。かなりの堅物で何事にも厳しく接する頑固親父なところはアライグマくんのお父さんやシマリスくんのおじさんとそっくり。妻はいない模様。
- 息子であるピッポさんの結婚では先述の理由で猛反対し、結婚後も一切口を聞こうとしなかった。しかし、マホモちゃんが生まれると初めての孫ができたと喜び、ようやく和解に至った模様。
- シマリスくんとは前からの仲の良い知り合いらしい。
- 23巻を最後に登場していない。
ゲスト・脇役
1巻~15巻
- メガネヤマネくん
- 一巻ぐらいにしか出てこないぼのぼのの友達(知り合い?)。すぐに隠れてしまうのでよくわからないらしい。アニメ版にも登場するが一瞬のみである。
- カンガルーネズミくん
- 一巻のぼのぼのの住む森の地図に書かれている住人。一巻に一度だけ登場し、ぼのぼの達を大声で怒鳴りつけている。プレーリードックくんと同じところに住んでいるらしいということしかわかっていない。ものすごく感じ悪い。
- チンチラくん
- 背景程度に登場する森の住人。いつもぐるぐる回っているらしく、本編でもその風景が多少描かれている。
- ペンギンくん
- 海のあたりに住んでいるらしい。一巻の頃に数回だけ登場し、毎回アライグマくんにカニばさみをかけられている。16巻で登場するクエーと喋るペンギンくんもいるが、同一人物かどうかは不明。
- スカーフェイス
- ぼのぼの親子の住む岩場の近くにある島周辺の海に住んでいるシャチで、普通シャチは魚同様ラッコも食べているのだが、彼はぼのぼののお父さんの数少ない親友の一人である。
- 親友となった理由は、ぼのぼのが生まれる前、自分の住む海で散々暴れた末に相思相愛だった自分の恋人であるメスのシャチを襲って死なせた「そいつシャチ」との戦いで返り討ちにされる寸前、ぼのぼののお父さんに助けられたため。
- ちなみに「そいつシャチ」を退治するために最初は同志を募ったが、長老以外誰も協力してくれなかったため、他のシャチ達を嫌っている。同様に他のシャチ達も、後ろめたさからかスカーフェイスのことを避けている。気持ちが吹っ切れないためか、長老が「そいつシャチ」の話をしようとすると聞きたくないと逃げる。ちなみにその戦いでできたのか腹部に約17個の傷がある。
- シャチの長老
- スカーフェイスの住む海でのシャチのリーダー。大暴れする「そいつシャチ」に注意をしようとして何度も返り討ちに遭い、その時にできた傷が原因で「眠り病」という病気になってしまう。それ以降、何も話さなくなったり、いきなり沈む度に「死んでしまった」と勘違いされるようになる。
- 海に浮いてるだけで辛いのか話をするときは岩場に上がる。「そいつシャチ」を倒したことを称え、ぼのぼののお父さんのことは「キングオブラッコ」と呼んでいる。なぜか関西弁訛りがある。
- そいつシャチ
- 突然スカーフェイスの住む海にやってきた悪いシャチ。長老曰くものすごく恐ろしい顔をしていたらしい。岩場や漁場を荒らしたり、他のシャチに暴力を振るったりと大暴れをする。
- そしてスカーフェイスの恋人であるメスのシャチを殺したことにより復讐に燃えるスカーフェイスと戦うことになる。圧倒的有利に戦いを進める最中、突然やってきたぼのぼののお父さんに挑発されたため怒って何度も張り飛ばす。しかし、ボロボロになったぼのぼののお父さんによる思わぬ反撃(?)で倒されてしまう。
- 作中で描かれる姿はぼのぼのが想像する姿であり実際の姿は一切不明。
- カシラ
- ヤクザ風のちょっとガラの悪いかなり短気なクマ。自分の縄張りに勝手に住み着いた上に態度がでかいと言う理由でヒグマの大将を敵視し手下を使い大怪我を負わせたが、その時にスナドリネコさんと戦う。
- しばらく後にスナドリネコさんの過去を探り、手下にしようとしてゴンゾと共に森や海でいろいろ大暴れをするが、クズリのオヤジに翻弄されてしまい明確な決着をつけないまま最後はあっさりと帰ってしまう。最初はゴンゾともう二人の手下を連れていたがその二人はスナドリネコさんに敗れ、全く使えない手下だった。また、アニメではヒグマの大将と同じぐらいの体格だったが、原作では大将に「チビ」と言われたほど小柄である。
- アニメ版では森で一番強い奴と戦うためにやってきたチンピラだった。森で一番というクズリくんのお父さんと戦い、その時にゴンゾとの合体技「カシラタイフーン」を放つが、見事に外して大敗する。
- ゴンゾ
- カシラの手下の一人で、大柄なクマ。天然ボケなキャラでよくカシラにつっこまれる。正面顔が描かれたことは無く、常に後ろ姿を見せているし、正面から書かれても、顔だけは上手く隠されている(8巻では目の部分以外は顔が書かれていた)。
- 言葉を喋ることはたまにしか無い(原作では)が、カシラに対しては耳元で喋る。
- オオサンショウウオさん
- 俳句をよく詠むオオサンショウウオのじいさん(本人は俳句だといっている。川柳であるという向きもあるが、自由律俳句と見るのが筋)。イボがたくさんある。5巻のキャラクター紹介曰く愚かなことを大概知っており、絶対にやらないらしい。そのために孤独らしいが、人によく説教をする実社会によくいそうな御老体。
- キツネくん
- ボーズくんにいきなり付きまとってきたキツネ。一言も喋らないが指で丸を作って「OK」と表現したりする。その流れでボーズくんと友達になる。22巻でミンナ虫が大好物のキツネが出てくるが普通にしゃべるので別人と見て間違いない(ちなみに「アカカくんたち」にも登場している)。初期でアライグマくん達とともにシマリスくんをいじめていたキツネも別人である模様。
- 子持ちリスさん
- その名の通り子守りをしているリス。どこか人を食ったような、それでいてマイペースなところがある。意外にも面倒見が良くてアライグマくんとショーねえちゃんの2人を一撃でのしてしまうほどの素早さがある。「俺の住むべきところはここじゃないのかもしれない」という台詞が印象的。ちなみに子供の顔はまったく書かれていない。
- 物知りリスさん
- 子持ちリスさんの知り合い。耳でいろんなことを検索できる不思議なじいさん。耳を引っ張ると壊れるらしい。ボーズくんとキツネくんをシマリスの家へ案内してくれた。ものすごく几帳面で、目標と少しでもズレた場所に出るとすごく悔しがる。
- ガーくん★
- フェネックギツネくんのおとうさんの昔の友達。おとうさんによる(みんなが嫌がる)背中のかきっこに唯一付き合ってくれた。
- テン助
- イタチ科の動物テン。典型的な駄目親父(?)。どうしようもない甲斐性なしで、病弱な子供や健気な母親に暴力を振るう最低な性格、というのはクズリのオヤジ談。実際にヒグマの大将が会ってみると「ただのバカ野郎」で、クズリのオヤジにくだらない脅しをかけたことが災いしてボコボコにされ、ヒグマの大将のところでしばらく雑用をさせられる羽目となる。
- しかし21巻で改心して、ようやく卒業。家族水入らずの生活を楽しんでいる。頭は悪くないようだが、効率よく物事を運ぼうとしてかえって回りくどい行動をとってしまう。ヘビが大好物。
- 「テン助」は18巻以降呼ばれている名前。
- テンの母親
- 暴力的(?)な夫には勿体無いほど健気な母親。その健気さはヒグマの大将とクズリの親父を泣かせた。
- チロちゃん
- 病弱なテンの子供。21巻で見る限り病気は治ったようで、父に抱き上げられ嬉しそうな顔をしていた。
- アソビちゃん
- ショーねえちゃんの友達。何故か常に顔がこちらを向いていて、目だけが動くリス。ショーちゃんがシマリスの友達として連れてきたがソリが合わず、結局知り合い程度になってしまった。ぼのぼののお父さんとはなぜか意気投合している。
- シマリスくんのおばさん
- ダイねえちゃんに薬を持ってきてもらっているシマリスくんのおばさん。かなりの老体であった。
- キロキロムシ
- ぼのぼのが友達になりたいなと思っている虫。いろいろ変わった行動を取るのでぼのぼの達から観察されている。
- ポポスくん
- ぼのぼのが出逢う他の森に住んでいるウサギ。正式な名前は父親が名付けた「ビビジランデソンテネグロホメストーニカルマンドーレポポス」だが、長すぎるので本人は「ポポスと呼んで」と言う。ちなみに、この長い名前を覚えられたのはぼのぼのが初めてだという。
- ポポスくんのおとうさん
- ポポスくんの父親。ポポスくんに面白いからと先述の長すぎる名前をつけたり、ハチの巣を顔に押し付けたりするなどかなり変なウサギ。ダムダム草というものすごくまずい草が大好物。
15巻~
- イタチのおっさん
- なんでもスパッと切る名人らしく、アライグマくんに自分の尻尾を切ってくれと頼まれくしゃみで切ろうとしたが、切れるはずも無くアライグマくんを怒らせて蹴飛ばされてしまう。が、アライグマくんが去った後笑っていたので、確信犯だったと思われる。
- 夏屋さん
- ぼのぼのが出逢う夏の物なら何でもあると言うイノシシ。夏だなあと思うときは嬉しくなって走り出す。
- ジョボくん★
- 体は小さいが脅威の強肩とコントロールの持ち主。石を投げて川の魚を捕る名人。シマリスくんとくるみ投げの勝負をして勝利する。基本的に喋らず、「こくん」とうなずくだけである。いつも下がり眉毛で悲しそうな表情をしている。
- 音虫★
- 卵を産むときにものすごい音を立てる虫。なので「うるさいから」と迫害され、絶滅寸前になっているらしい。顔に傷があるリスの男が音虫を守っているらしい(本人は「ただ音虫が好きなだけ」と言っているが)。
- 旅人
- 様々なところを旅しているイノシシ。珍しいものをいろいろと集めている。同じイノシシの旅人だが、シシーくん(後述)とは無関係の模様。
- ウマちゃん
- アライグマくんがペットとして飼っている虫でいろいろな芸を仕込まれていたが、突如としていなくなってしまう。その時アライグマくんがウマちゃんが居ないかと父親の脇の下を覗いた時に思いっきり殴られている。
- リスのおじいさん
- ぼのぼのとシマリスくんが出逢う年老いたリス。なぜか一緒に遊ぶことになる。そして息子家族にかなり嫌われていたが、シマリスくんが息子家族になぜ嫌うのかを聞くなどの助けで、最後は和解。
- キロコさん
- アライグマくんの知り合いでしゃべるのが大好きなメスの小鳥。ぼのぼのに「なぜ普段わざわざつまらない話をするのか」ということを相談される。
- スレイさん
- ぼのぼののお父さんの古い友達。ぼのぼの親子と同じラッコ。ぼのぼの親子の住む岩場に遊びにやってくる。眉毛が太い。
- キン吉くん
- ぼのぼののソックリさんであるポテ助くんを知る動物。昔溺れていたところを彼に助けられた。
- ポテ助くん
- ぼのぼののソックリさん。カワウソ。ぼのぼのと違う点はヒゲや尻尾が長いことと腹の毛が白い所。ぼのぼのと違ってぼーっとしていないが、くだらないことはたくさんやる。
- チンチョン
- コヒグマくんの友達。先述のジョボくんとそっくりのキャラだが、詳細は不明。
- ミンナ虫★
- アライグマくんの大好物の虫らしい。増えすぎる時もあればほとんど居なくなる時もある。
- ボスケくん
- アライグマくんの友達。ミンク。難しい疑問に何でも答えられるらしいが、シマリスくんは全く信用していない。
- フェネッチさん
- メスのフェネックギツネでフェネギーくんから告白されるが断ってしまう。
- ピオホくん★
- 岩山に住むヤマネコ。常に怒る表情をしている。自分の住む岩山を荒らしたとしてアライグマくんに大怪我を負わせる。しかし真犯人はアライグマくんのお父さんだった。ぼのぼのに暴力を振るった唯一のゲストキャラ。
- ハビエルさん★
- 捨てられたものが好きでゴミの山を管理しているキャラ。出っ歯。持ってきたゴミを頭にぶちまけてもらったりゴミの山の頂上から突き落としてもらうなどゴミへの愛は誰にも負けない。
- タンペ
- アライグマくんの知り合い。ウサギ。クズリのオヤジから逃げているアライグマくんを自分の家にかくまうが、クズリのオヤジもすぐ家に入ってきてしまう。
- モンチー
- アライグマくんの知り合い。サル。懸垂をやらせると200~300回も出来る。
- モヘヤじいさん★
- みんなに物をもらって生きている世捨人。プレゼントがどんなものであっても「ありがとよ」と無表情で受け取るだけである。
- ボハルデくん★
- ぼのぼのの知り合いらしい魚好きのカワウソ。スナドリネコさんの家に魚を置いてるのではないか疑われるが否定する。一言もしゃべらない。
- ツボじい
- 年老いたサルでヒグマの大将の知り合い。ツボを押すと短時間だけだが若返らせることが出来る。しゃべるのが好きではなく、ジェスチャーでやり取りをするがヒグマの大将しか理解できない。
- アカカくん★
- 喧嘩でアライグマくんに勝った小さい子供(アライグマくんがそう思い込んでいるだけ)。終始無表情で、どんなことがあっても一言もしゃべらない。
- 足がすごく速く、アライグマくんが追いかける度に数多くの災難に遭ってしまう。シマリスくん曰く、そこら辺の大人でもかなわない程強く、アカカくんを本気で怒らせた大人がいるが、その大人は未だに行方不明らしい。
- 公式サイト「ぼのねっと」で連載されているゲストキャラが主人公になる漫画のタイトルにもなっている。
- ポイプさん★
- ぼのぼのとアライグマくんが調べている謎の物体「丸雲」に詳しいとクズリのオヤジが紹介したキャラ。しかし、丸雲が生まれるとされる場所に案内するものの丸雲の謎をまったく解くことが出来ず、デタラメだとアライグマくんを怒らせ、ボコボコにされてしまう。
- カマチョ先生★
- ヒグマの大将が山にこもったときに出逢った人生の師。ムササビ。よくどこからか落ちてくるらしく、見かけた時はもう落ちているときもある。ご飯を食べるのがめんどくさいと言うクズリの親父にお腹が空くまで沼でナゴ捕りをさせた。
- スッシくん★
- シマリスくんの家の前で倒れていたリス。記憶喪失のようだったが、実は友達を作るための演技だった。タヌキの男が警告したのにもかかわらずシマリスくんは見事引っかかってしまい強引(?)に友達になってしまうが、それ以降登場していない。
- コレッキオくん
- ぼのぼのとシマリスくんが出逢うモグラ。シマリスくんを地中に呼んで穴掘りを体験させたり、アライグマくんも加えて鍾乳洞に案内したりした。当然地上が苦手。
- アッビアくん
- ぼのぼのが「川がどうして流れているのか」を調べている時に出逢ったカワウソ。自分で作った川車で遊んでいる。ぼのぼのの疑問に付き合うことになるものの、ぼのぼののくだらない言動に腹を立てて怒鳴ってしまう。しかし最後は丸く収まった。
- キネちゃん★
- アライグマくんがぼのぼのと共に綺麗な石の持ち主を探している時に出逢ったネズミの親子。妻に逃げられており、キネちゃんと父親だけで暮らしている父子家庭。
- キネちゃんのお母さん
- アライグマくんがぼのぼのと共に探していた、綺麗な石の持ち主。最終的にキネちゃんのお父さんと復縁し、ぼのぼのが持っていた石も返される。
- グジャドロロくん
- アライグマくんの友達。ごく普通のカエル。名前と外見のギャップが激しいので初めて見た人はみんな戸惑う。
- ヨンジャさん
- アライグマくんの知り合いで「地平線王」と呼ばれるほど地平線を眺めるのが大好きな背の高い細身のウサギ。いろいろ運が悪い境遇らしい。
- ネメちゃんという遠くへ行ってしまった好きな女の子が居るが、地平線を見て彼女を思い出せれば満足なので彼女が帰ってきても声をかける気は無い。
- キョーモちゃん
- シマリスくんの友達であるネズミ。メスのような女々しい話し方をする。
- シシーくん
- 29巻で旅に出たアライグマくんが出会うイノシシの子供。アライグマくん同様旅をしていていたが、帰る決意をする。セルファーノという楽器を持っている。
- キュピーちゃん
- ショーねえちゃんの友達であるリス。話すときは常に「~キュピー。」と付けて話す上、相手も語尾に「キュピー」と付けて話をしないといけないという変なルールを持つキャラ。
- ゴルザベスくん
- ショーねえちゃんの知り合いと思われる。リスではない模様。ほとんど話をしない。
- モルセーくん
- ショーねえちゃんの知り合いと思われるリス。危険な場所に住んでいるが、なぜそんな場所に住むのかは不明。
- ジロッキさん
- シマリスくん一家の知り合いであるリス。チョイ悪親父で口は悪いがそんなに悪い人ではない。柄の悪い友達がたくさんいる。胸の毛が黒いのが特徴で、シマリスくん達からは「胸毛」と言われてしまう。ショーねえちゃんのことを「ショー」と呼ぶ。シマリスくん、ぼのぼのと一緒に行方不明になったショーねえちゃんを探す。
- ミミトさん
- ショーねえちゃんの友達であるネズミだがガラが悪い。いつも自分の家の屋根の上で飛び跳ねるジロッキさんに腹を立てている。
- グラペロスさん
- ショーねえちゃんの友達であるリスでこのキャラもガラが悪い。ジロッキさんと口喧嘩のような会話をするが、口が悪いだけで言ってることはとても協力的で良い奴である。
- ゲロスさん
- ジロッキさん曰く、ショーねえちゃんの友達の中でも本当にヤバイと称される人。不気味な大きな塔のような家に住んでおり、結局怖気づいて引き返したためどんな動物かは不明。
- マルメラさん
- ショーねえちゃんの子分で暗い過去を持つネズミ。小さい頃親に捨てられたところをショーねえちゃんに助けられた。いつも棒(?)に掴まっている。ショーねえちゃんのことを「ショーねえさん」と呼んでいる。シマリスくんに関してでたらめな事を聞かされていて、シマリスくんを激怒させている。
映画・アニメ版に登場する人物
TVアニメ版
- ちびすけ
- TVアニメ版のオリジナルキャラ。カラフルな鳥の子供。40話で登場し、森でぼのぼのに卵のまま拾われ、孵った後そのままぼのぼのに育てられる(飛ぶ練習はしてない)。実質ぼのぼのの息子に当たる。
- 成長した後、アライグマくんの助言で、仲間の元に戻るため、ぼのぼのと飛ぶ練習をするが、すぐには飛べなかった。
- しかしシマリスくんの提案により、アライグマくんのキックで崖に落され、この際一緒に落ちてしまったぼのぼのを助けるため、飛ぶことができるようになった。
- 最後は仲間の元に戻り、育ての親ぼのぼのに別れを告げた。
- ラビにいちゃん、チィラビちゃん
- TVアニメ版のオリジナルキャラ。最初はぼのぼの達に警戒心を持っていたが、妹の病気の看病をぼのぼの達が手伝って意気投合。しかし、二人は冬でしか暮らせないため春が近づいた森から去らなくてはならなかった。ぼのぼのには珍しい感動作品の主要キャラ。
- ミンミン、ナンナン
- TVアニメ版のオリジナルキャラ。アライグマのカップル。森にやってきたミンミンにアライグマくんが一目惚れし、いろいろ尽くすが、結果的にナンナンというアライグマの彼氏がいることが判明し、アライグマくんの心を砕いた。漫画版でも同名のエピソードがあるが、彼氏のほうは登場していない。
映画版
- ジャコウウシ
- 映画版第一作目に登場する。年に一度ぼのぼの達が住む森を通る牛で、森のみんなから神と崇められている。森を通る度に必ず森の誰かが「変わる」らしい。
- ポポくん
- 映画版第二作目に登場するフェレット。父親がヤクザだったため友達がしばらく居なかった。小さい頃アライグマくんと係わり合いがあったらしい。最愛する父親(ポポくんのおとうさん)日く、「誰かがおまえを迎えにくる」という言葉を信じ、クモモの木で待っていた。
- ポポくんのおとうさん
- 映画版第二作目に登場する。顔に傷がある。ヤクザだが根は優しいようで、ポポくんの友達になってくれたぼのぼのに感謝していた。息子以外は愛していないらしく、その反動で森の皆から嫌われている。
- ポポくんのおばさん
- 何故かポポくんの身の回りの世話をしてくれている。とても寡黙で、劇中では最後の最後でようやく言葉を発するので、最初はミステリアスな雰囲気を醸し出していた。
空想上のキャラクター
※テレビアニメ版に一度しか登場しないものが多い。
- しまっちゃうおじさん
- ぼのぼのの空想上の人物。一体何の動物なのかは不明だが、豹のような模様をしており、恐らく豹をイメージしていると思われる。体色は赤色で、スナドリネコさんと同じ体型。悪いことをした子供を次々にしまってしまうという、子供に対する戒めのような存在だが(たまに悪いことをしなくてもしまわれることもある)、誰が言ったわけでもなく、ただぼのぼのが勝手に想像して作っているだけである。
- テレビアニメ版での「はいはい、~~な子は(どんどん)しまっちゃおうねー(しまっちゃうからねー)」という台詞はファンの間では有名で、独特の雰囲気を醸し出している。しかし原作ではそんなに登場しない。
- またテレビアニメ版37話では、やはりぼのぼのの想像だが、しまっちゃうおじさんのコーラス隊のような軍団が登場した(全員外見が同じ。彼らは洞窟の中でアライグマくん・シマリスくんとこっそり入れ替わったり、クズリくんに変装してあちこちでウンチをしてにおいを消しながらだんだん近づいてきたりするらしい)。
- また第42話では湖に住む巨大なものが、第48話ではしまっちゃうおじさんの大群が登場する(37話に登場したコーラス隊と同じ曲を歌っていた)。
- テレビアニメ版に登場する空想上のキャラクターの中では最も登場頻度が高い。その人気の高さから「しまっちゃうおじさんのこと」という彼を題材にした絵本も発売された。
- うめちゃうおじさん
- しまっちゃうおじさんの亜種。テレビアニメ版第2話のみ登場する。寝相の悪い子を巨大な岩で生き埋めにしてしまう怖い人。姿形はしまっちゃうおじさんと瓜二つ。
- 悪い子は食べちゃうぞ
- テレビアニメ版第4話のみ登場する。洞窟の奥深くにいる、悪いことをした子供を食べてしまうオバケ。ちなみに大人たちが悪い子を排除するために悪い子は食べちゃうぞを呼んでいるというが、もちろん大人たちにそんな気はない。
- うたうたオバケ(正しい表記は不明)
- テレビアニメ版第7話のみ登場する。下手な歌を歌っている人を遠いところへ連れて行き、歌が上手くなるまで練習させるオバケ。また上手く歌えるようにならないと、しまっちゃうおじさん同様にその人をどこかにしまうという。これは最初に言い出したのはアライグマくんだが、彼は「下手な歌ばかり歌っていると、うたうたオバケがやってくるんだぞ」としか言っていない。要するに、「遠いところへ連れて行く」や「練習させる」などの設定はぼのぼのの想像。
- ハハハ草( - ぐさ)(正しい表記は不明)
- 抜けた乳歯から生えてくる植物。夜行性の半動半植物で、花びらのかわりに歯がついていて、ガチガチ言って笑うらしい。アニメ版第8話で、抜けたシマリスくんの歯を高い山の頂上に持っていく際、中途半端な場所にシマリスくんが歯を埋めようとしたときにアライグマくんが「そんな中途半端な場所に埋めると、おまえの歯からハハハ草が生えてくるんだぞ」と言ったのが始まりで、外見などは例によってぼのぼのの想像。
- 夜魔王(よるまおう)
- アニメ版に2回登場した魔王。第13話では後述する夜パンダとともに夜を作り出している魔王という設定だったが、第25話では野宿している人の足の裏をくすぐったり、鼻の穴に石を詰めたり、崖から落としたりするなど凶悪な魔王であるという想像上の設定が追加されている。
- 夜パンダ(よる - )
- テレビアニメ版第13話のみ登場する。夜魔王とともに夜を作り出している巨大なパンダ。
- まきまき魔王( - まおう)
- テレビアニメ版第19話のみ登場する。滝から落ちた人を捕まえて、まきまきする魔王。最初に言い出したのも想像したのもぼのぼの。
- おしりが光る木
- テレビアニメ版第20話のみ登場する。例によってぼのぼのが想像した、おしりが光る木。名前は不明だが、年齢(樹齢)ごとに外見が異なり、3種類いる。
- 木のオバケ
- テレビアニメ版第20話のみ登場する。これは他の空想上のキャラと違い、アライグマくんが作り出し、勝手に想像しておびえていたキャラクター。ぼのぼのを捕まえて料理にしてしまう恐ろしい木。
- しゃっくり虫
- テレビアニメ版第23話のみ登場する。体の中にすみついてしゃっくりの音を出す虫。ぼのぼのによると、この虫の音の合図でしまっちゃうおじさんが来てその人をしまうらしい。
- 死神
- 同じくテレビアニメ版第23話のみ登場する。死んだ人を連れていって、ガミガミ言って怒る人。ぼのぼのとシマリスくんが、アライグマくんから「しゃっくりを100回したら死ぬ」ということを聞き、シマリスくんが「死んだら死神に連れて行かれる」と言ったことからぼのぼのが想像した。
- げぶげぶ
- テレビアニメ版第26話のみ登場する生き物。フェネちゃん(フェネックギツネくんのお父さん)の作り話に登場し、体は山みたいに大きく、つまらない名前の人をどんどん食べてしまうという。(以下、ぼのぼのの想像)体色は赤色で、頭の上には火山があり、温泉があって誰かがくつろいでいる。
- 春
- テレビアニメ版第39話のみ登場する。「春が近づいてくる」という言葉の意味を取り違えたぼのぼのが想像したキャラクター。旅人みたいな格好をしていて、猛スピードで走りながら周囲に花を咲かせ、高い崖もひとっ飛びである。何故か、しまっちゃうおじさんと同じ外見。
- お湯虫
- シマリスくんの想像のキャラクター。あーといいながら乳からお湯を出す温泉の虫らしい。シマリスくん曰く「馬鹿だなあ」。
- イボヤギさん
- イボをガビガビにするという想像上のキャラクター。イボをガビガビにする描写は、ぼのぼのでも一・二を争うほど痛々しい描写である。