「スーパーハングオン」の版間の差分
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2015年12月4日 (金) 03:18時点における版
ジャンル | レースゲーム |
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対応機種 |
アーケード[AC] メガドライブ[MD] X68000[X68] Wii(バーチャルコンソールアーケード)[VCA] PlayStation 3[PS3] Xbox 360 ニンテンドー3DS[3DS] |
開発元 |
セガ X68:シャープ |
発売元 |
セガ X68:シャープ |
人数 | 1人 |
メディア |
MD:4Mbitカセット X68:5インチ2HD-FD2枚 |
発売日 |
AC:1987年4月 MD:1989年10月7日 X68:1989年 VCA:2010年9月14日 PS3、Xbox 360:2012年5月23日 3DS:2013年3月27日 |
対象年齢 | CERO:A (全年齢対象) |
『スーパーハングオン』(SUPER HANG-ON)とは、セガ(後のセガ・インタラクティブ)より1987年に発売のアーケード用レースゲーム。
概要
バイクを駆って制限時間内にチェックポイントを通過しつつ、ゴールを目指す。1ステージの長さは前作のハングオンと比べると時間にして半分程度となっているが、その分ステージ数は大幅に増加している。ビギナー(アフリカ・6ステージ)、ジュニア(アジア・10ステージ)、シニア(アメリカ・14ステージ)、エキスパート(ヨーロッパ・18ステージ)の難易度とステージ数の異なる4つのコース(PS3版、Xbox 360版、3DS版では既存4コース48ステージ全てをつないだワールドコースを加えた5つのコース)が用意されており、プレイ開始前に好きなコースを選ぶ事が出来る。
コースには「アウトラン」同様のアップ&ダウン要素が追加され、2ステージ毎に風景が変化していく。地面の色がなだらかに変わるようになった他、上り坂を利用して遠景を一時的に隠す等自然な変化になるよう工夫されている。
ジュニアコースは前作のコースから景色を変更し、アップ&ダウンを追加して各ステージが2分割されたものである。
使用するマシンは前作からパワーアップした。最高速度は280km/hだが、この速度に達するとスピードメーターの数字が赤く点滅し、ハンドルのそばにあるボタンが使用可能となる。これを押すとスーパーチャージャーを使用し、一気に324km/hまで加速する。
本ゲームの看板にはRK、eif、CIBIE、NGK等の実在企業の看板が、メガドライブ版ではマールボロやブリヂストン等の実在企業をもじったロゴがそれぞれ登場していたが、後のWII、PS3やニンテンドー3DSへの移植版に関しては「アフターバーナーII」、「アウトラン」、「ファンタジーゾーン」、「SDI」、「スペースハリアー」等のセガのゲーム作品への看板変更が施されている。
筐体
筐体は、前作で使用された赤いバイク型のライドオンタイプ、モニターとバイクを分離してコンパクトにしたミニライドオンタイプ[1]、ハンドルのみで操作できるシットダウンタイプの3つが用意された。
このうち前作筐体であるライドオンタイプのみスーパーチャージャーボタンが装備されておらず、アクセルのみで323km/hが出るようになっている。(324km/hは出せない)。また、シットダウンタイプではコースレイアウトが一部異なる。
BGM
BGMは下記の4曲からゲームスタート前に選択可能。4曲とも完成度が高く当時のプレイヤーに人気を博した。
- OUTRIDE A CRISIS
- SPRINTER
- WINNING RUN
- HARD ROAD
- サウンドトラック
- アフターバーナー セガ・ゲーム・ミュージック VOL.3(アルファレコード サイトロン・デジタルコンテンツ)
- SUPER HANG-ON 20th Anniversary Collection(Bonus Track)(セガストア)
- iTunes StoreおよびAmazon MP3でも配信中
移植版
- メガドライブ版の独自要素として、マシンを強化していきながらライバルと戦うオリジナルモードが追加された。
- 同社製のサイバースティックに対応しており、使用するとスティックを傾けた量と同じ角度でコーナリングが出来るなど操作性が大幅に向上する。TBSのTV番組の『関口宏の東京フレンドパークII』内の、アトラクション「デリソバグランプリ」(後の「デリソバゴールド」)では、X68000版をモデファイしたものが使用されていた。
- Wii バーチャルコンソールアーケード 2010年9月14日配信開始(セガ〈後のセガゲームス〉)
- ミニライドオン版を移植したものをバーチャルコンソールアーケード で配信。Wiiリモコン&ヌンチャクやWiiハンドル(バーチャルコンソールとしては初対応)による操作にも対応。
- PlayStation 3 セガエイジスオンライン スーパーハングオン 2012年5月23日配信開始(セガ〈後のセガゲームス〉)
- PlayStation Storeで配信。3D立体視やトロフィーに対応している。
- Xbox 360 完全版 - セガエイジスオンライン セガクラシックコレクション 2012年5月23日配信開始(セガ〈後のセガゲームス〉)
- セガの名作3作品を収録した、『完全版 - セガエイジスオンライン セガクラシックコレクション』に収録され配信。様々な条件下で、全世界のプレイヤーとスコアやタイムを競う「トライアルモード」、音楽を自由に聴ける「ジュークボックス」、3D立体視に対応などの要素が追加された。
- 『セガ3D復刻プロジェクト』シリーズ第2作目として、ニンテンドー3DSに移植されニンテンドーeショップで配信。3D立体視、16:9表示対応、ジャイロセンサー操作、ムービング筐体モードなど、様々な独自要素が付加されている。
脚注
- ^ 後述の3DSゲームソフトの選択時に上画面に表示される3Dアイコンはこの筐体の3Dモデルが使われている。
参考文献
- 『メガドライブのすべて』 成沢大介、健部伸明 JICC出版局 1990年 ISBN 4-88063-790-4 コース内容、メガドライブ版の諸元、及びオリジナルモードについて。