明日、春が来たら

明日、春が着たら(あした、はるがきたら)は1997年に発売された松たか子の歌手デビュー曲である。

ディスコグラフィー

• トップ女優としてドラマ・映画・芝居など幅広く活躍していた、松の歌手デビューと言うことで話題となり、が約50万枚を売り上げる大ヒットとなった。この記録は松自身の最大のものであり、楽曲の認知度と合わせて代表曲と呼ばれている。

• 松は、この曲がきっかけで透き通った歌声の歌手として、評価される様になる。

• 内容は、野球少年に恋する少女の気持ちを歌った歌である。特別、飾った様な歌詞は登場しないが、そのシンプルさも人気の要因であると言えるであろう。

• 松は同年年末の第48回NHK紅白歌合戦に初出場。前回の1996年の第47回は司会を務めていたので、異例の司会・歌手の2年跨ぎの紅白出場となった。尚、97年のFNS歌謡祭にも出演したが、その際は「真冬のメモリーズ」を披露した。

• 同曲は提供曲だが、後の作品では松自身で作詞作曲を手掛けた作品も発表し、シンガーソングライターとしても活動する様になる。

• 歌手としての松の楽曲には、この曲以外にも、「桜の雨、いつか」や「明かりの灯る方へ」など明るい春を連想させられるものが多い。

歌手デビュー10周年を記念した、2007年に復活版が発表された。