茨木市
茨木市(いばらきし)は、大阪府北部に位置する市。
市勢
- 人口:約26万4千人
- 世帯数:約10万6千世帯
- 面積:76.52km2
地理
淀川の北側の大阪府北部に位置しており、北は京都府亀岡市、東は高槻市、南は摂津市、西は吹田市・箕面市・豊能郡豊能町に接している。北部は山がちで、南部には大阪平野の一部分をなす三島平野が広がっている。 南北に細長い形をしていて、北から南に、安威(あい)川・茨木川・勝尾寺(かつおうじ)川が流れている。
歴史
日本でも有数の古墳群地帯で、古墳時代初期から末期までの各時代の古墳が現存している。 平安時代には、市の北部を東西に走る西国街道の往来が盛んとなり江戸時代には参勤交代などに利用され、大名などが宿泊した郡山宿本陣(通称「椿の本陣」)が残っている。室町時代の後半には、市の繁栄の基礎となる茨木城が築かれた。茨木城主時代には城下町として賑わい、大阪の陣後江戸幕府直轄領となった後も、京都~大阪間を結ぶ交通の要衝として栄えた。 昭和二十三年一月一日、茨木町・三島村・春日村・玉櫛村の1町3村が合併して市制を施行。
交通
鉄道
JR京都線-茨木駅 阪急電鉄京都本線-茨木市駅・南茨木駅・総持寺駅 大阪モノレール線-宇野辺駅・南茨木駅・沢良宜駅
道路
市の中央を東西に国道171号(旧西国街道)が走っている。 又、高速道路は 名神高速が走っていて 茨木ICもある。 吹田市との境に 名神高速の 吹田ICや、 中国道の 中国吹田IC、摂津市との境に、 近畿道の 摂津北ICもあり便利である。
産業
中央卸売市場をはじめとする北大阪流通センターを擁する北大阪の物資集散地として、その経済的役割を担っている。また、内陸工業地の適地として大企業をはじめ、その下請関連企業や各種中小企業の進出により、近代的な工業地帯を形成するに至っている。工業製品の出荷額は大阪府下の衛星都市の中でも上位に位置している。