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パミール高原

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パミール高原
航空機から撮影したパミール高原(2008年6月撮影)
所在地 タジキスタンキルギスアフガニスタンパキスタン中国
位置 北緯38度55分 東経72度01分 / 北緯38.917度 東経72.017度 / 38.917; 72.017座標: 北緯38度55分 東経72度01分 / 北緯38.917度 東経72.017度 / 38.917; 72.017
最高峰 イスモイル・ソモニ峰(7,495 m
プロジェクト 山
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パミール高原の範囲。
イスモイル・ソモニ峰

パミール高原(パミールこうげん、英語:Pamir Mountains)は西アジア最東端のヒンドゥークシュ山脈の付近にある高原である。パミル高原とも表記する[1]。「パミール」は、ペルシャ語で「世界の屋根」を意味するといわれる。中国では "葱嶺"(そうれい)とも呼ばれていた。

タジキスタンアフガニスタン及び中国にまたがり、平均標高5000mで中央部は高原状。最高峰はタジキスタンにあるイスモイル・ソモニ峰(7495m)。ゴルノ・バダフシャン自治州にはイラン系アーリア人パミール人が暮らす。

タクラマカン砂漠を通るシルクロードは、この高原を越えて東西を結んでいた。

脚注

  1. ^ 佐藤洋一郎『食の人類史 ユーラシアの狩猟・採集、農耕、遊牧』中央公論新社、2016年、197頁。ISBN 978-4-12-102367-4 

関連項目