川崎僚
かわさき りょう 川崎 僚 | |
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生年月日 | 1986年11月17日(37歳) |
出身地 | 日本 大分県大分市 |
職業 | 映画監督・脚本家 |
ジャンル | 映画 |
活動期間 | 2013年 - |
事務所 | SDP |
公式サイト | filmmaker RYO KAWASAKI Official site |
川崎 僚(かわさき りょう、1986年11月17日 - )は、日本の映画監督、脚本家。女性。大分県大分市出身。STARDUST DIRECTORS所属。
来歴・人物
早稲田大学第二文学部卒業。
大分県大分市で生まれ育ち、映画好きの父親の影響で映画館によく通っていた。小学生の頃「ラヂオの時間」(1997年、三谷幸喜監督)のポスターに引かれ、兄に頼み込んで映画館に連れていってもらった。地元の高校を卒業すると、早稲田大学第二文学部の表現芸術系専修に進学。伊丹十三や三谷幸喜の作品が好きで、脚本家になりたくて選んだ大学だったが、ミュージカルのサークルに入ったことで出る方に興味を持つ。卒業後、舞台役者を目指したものの芽が出ず、地元大分の実家に帰り悩む。
改めて原点に立ち返り、脚本家を志望し、東京のシナリオ・センターに入り、一から勉強。講師だった沖田修一監督と出会い才能が開花。「横道世之介」(2012年)が公開された頃で、沖田は講座で自身が手がけた5分の短編を見せ、自分でも映画を撮るようと語りかけた。その後、映画学校のニューシネマワークショップに通い、演出を学ぶ中で、映画監督への道が開いていく。
本名の川崎僚子から、あえて「子」を取り除き、性別で作品が評価されないように「僚」と名乗り、シナリオライターとして映画やドラマの企画開発に携わる傍らで、ニューシネマワークショップ(NCW)に通い、映画製作を学ぶ。2013年にNCWの実習作品として短編映画『夏目の女』を監督し、これが川崎の処女作となる[1]。以降、『笑女クラブ』(2014年)、『彼女のひまわり』(2017年)などといった短編映画を監督し、国内の映画祭に出品した。
2018年には川崎にとって初の長編映画である『wasted eggs』を監督。第22回タリン・ブラックナイツ映画祭[2]やレッジョ・エミリア アジア映画祭の正式招待作品として国外で上映されたのち、日本芸術センター第11回映像グランプリのノミネート作品として国内でも上映された。
2019年、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」に参加。短編映画『あなたみたいに、なりたくない。』を監督し、翌2020年2月より東京、大阪、名古屋にて自身初の劇場公開がなされた。
2020年12月には、前述の『笑女クラブ』などを含む短編4作品からなるオムニバス映画『SEASONS OF WOMAN』が劇場公開[3]。短編4作品は、約6年の年月をかけて完成された。
『SEASONS OF WOMAN』までは自主映画であるが、2021年以降は商業映画に携わりたい旨を語っている[4]。
2021年1月よりSTARDUST DIRECTORSに所属[5]。
2021年2月には前述の初長編映画『wasted eggs』が『Eggs 選ばれたい私たち』にタイトルを改め、コロナの影響で延期の後、4月テアトル新宿で公開。日本アカデミー賞受賞『ミッドナイトスワン』内田英治監督らとの対談イベントも開催された。テアトル梅田、アップリンク京都でも公開され、好評につきアップリンク渋谷での再上映も決定された。全国順次公開予定[6]。
作品
短編映画
- 夏目の女(2013年)
- 笑女クラブ(2014年) - オムニバス『SEASONS OF WOMAN』の一篇小津安二郎記念蓼科高原映画祭 短編映画コンクール入賞
- AUTUMN OF WOMAN(2017年) - オムニバス『SEASONS OF WOMAN』の一篇
- 彼女のひまわり(2017年) - オムニバス『SEASONS OF WOMAN』の一篇
- あの海が泣いている(2019年)
- あなたみたいに、なりたくない。(2020年)
- 雪の女(2020年) - オムニバス『SEASONS OF WOMAN』の一篇
長編映画
- Eggs 選ばれたい私たち(2018年) 2021年2月テアトル新宿ほか全国順次公開
MV
インターネットテレビ
- おがせんせいのKDTV(2019年)演出
参加作品
著書
- 生罪〜名も呼ばれぬ妹へ〜(2018年、ブリジット出版) ※電子書籍
出典
- ^ “川崎僚監督『SEASONS OF WOMAN』併映作品情報解禁!at 池袋シネマ・ロサ”. 映画情報どっとこむ. (2020年10月23日) 2020年11月16日閲覧。
- ^ “OB川崎僚監督の初長編がエストニアの映画祭にノミネート!”. 映画学校のニューシネマワークショップ(NCW) (2018年11月21日). 2020年11月16日閲覧。
- ^ “根矢涼香が主演、女性の人生とともに巡る四季描くオムニバス映画公開”. 映画ナタリー. (2020年9月30日) 2020年11月16日閲覧。
- ^ 川崎僚 (12 November 2020). "『 SEASONS OF WOMAN 』監督・脚本・編集 川崎僚さん" (Interview). 2021年1月19日閲覧。
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は無視されます。 (説明) - ^ 川崎僚 [@ryokawasaki1117] (2021年1月6日). "【ご報告】 2021年1月より、 STARDUST DIRECTORSに所属することになりました。". X(旧Twitter)より2021年1月19日閲覧。
- ^ “産まなくても母になりたい、2人の女性描く「Eggs 選ばれたい私たち」公開”. 映画ナタリー. (2020年11月24日) 2021年1月4日閲覧。
性別の呪縛から解き放つ 「Eggs 選ばれたい私たち」の川崎僚監督 https://withscreen.press/2021/03/31/性別の呪縛から解き放つ%E3%80%80「eggs-選ばれたい私たち/ 2021年4月1日閲覧
https://news.yahoo.co.jp/articles/df41c8b9d8cb1f7852d73fc41bc7ec6b884fe3ed 「産む」「産まない」は自分で決めたい。『Eggs 選ばれたい私たち』川崎僚監督インタビュー 2021年4月6日閲覧
30歳という「賞味期限」に急かされる女性たち。私たちはなぜ「選ばれたい」のか
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb6d44ea67412f3610891a031eb667c2e09897f9?page=4
2021年4月6日閲覧
外部リンク
- filmmaker RYO KAWASAKI Official site
- STARDUST - SDP - 川崎僚のプロフィール
- 川崎僚 (@ryokawasaki1117) - X(旧Twitter)
- 川崎 僚 (ryo.kawasaki1117) - Facebook