和風ロック
和風ロック Wahoo Rock | |
---|---|
様式的起源 | ロック、ハードロック、ヘヴィメタル、パンク・ロック、J-POP、日本のロック、民謡、民族音楽、流行歌、演歌、歌謡曲、雅楽、猿楽、能、狂言、歌舞伎、日本舞踊、長唄、端唄、常磐津、浄瑠璃、音頭、等 |
文化的起源 |
日本 |
使用楽器 |
ボーカル ギター ベース ドラムセット キーボード 三味線 尺八 琴 箏 和太鼓等 |
地域的なスタイル | |
ロック | |
関連項目 | |
J-POP、日本のロック、フォークソング、四つ打ちダンスロック、青春パンク、下北系ギターロック、ボカロ、フォーク・メタル、演歌メタル |
和風ロック(わふうロック、英: Wahoo rock)は、音楽ジャンルのひとつ[1]、もしくはそれを用いるアーティストやそのファンの呼称で、和ロック とも呼ばれる。
定義
和風とは次のいくつかの日本的な特徴を備えている事を意味している。 作曲家亀田誠治に依れば音楽を「和風」にする為にはヨナ抜き音階等の和風の音階(和風音階)を用いるとよいとされる[2]。
- 日本風を感じる和風音階を用いて作曲されている
単に歌詞が日本語であるだけのものは和風ロックとは呼ばれない[独自研究?]。日本語ロック論争(1970年代初頭)も参照。
三味線ロック
三味線を用いたロックは「三味線ロック」とも呼ぶ。
- “THE家元(杵屋裕光)
- 吉田兄弟等
和風メタル(和メタル)
琉球風
ニロ抜き長音階(琉球音階)を用いると琉球風(沖縄風)になるという[6]。
- BEGIN (バンド)「島人ぬ宝」
- THE BOOM「島唄 (THE BOOM)」
- MONGOL800「安里屋ユンタク」
- かりゆし58「アンマー」
- ORANGE RANGE「キズナ」
- 上々颱風
等
主なバンドやアーティスト
和風ロックとして挙げられる主なバンド、アーティストには、以下のものがある。
和楽器や和風音階を積極的に用いるバンド
- Whispered(フィンランド)
- 六三四Musashi(日本)
- 刃-yaiba-(日本)
- Yomi(ラトヴィア)
- 和楽器バンド(日本)
一部の楽曲で和楽器や和風音階を用いたバンド
- BABYMETAL(「メギツネ」等)
- JITTERIN'JINN(「夏祭り」)
- THE BOOM(「島唄 (THE BOOM)|島唄」等)
- DOES(「曇天」等)
- Liturgy(「HAJJ」等)
- チリヌルヲワカ
- 陰陽座
- 聖飢魔II
- 人間椅子
民謡などのアレンジ
関連項目
脚注
- ^ “【ライブレポート】和楽器バンド、唯一無二の“和ロック”ショー”. BARKS音楽ニュース. (2017年7月25日) 2022年5月17日閲覧。
- ^ 亀田音楽専門学校 「無敵のヨナ抜き音階」放送日時デジタル教育12013年10月17日(木) 午後11:25 〜 午後11:54、NHK
- ^ j-waveTOKIO HOT 100初登場!世界で活躍するギタリスト、雅-MIYAVI-!クリス:三味線も弾いてたの?三味線は、今の雅-MIYAVI-に影響を与えてる?雅-MIYAVI-:ダウンビートですね。やっぱりコードというより衝動というか、グルーヴというより、日本人にしか出せない間?なんて言っていいのかわからないんだけど間が意識できますね。クリス:わかるわかる。独特なブレイク感があるよね。
- ^ “フィンランドから「和メタル」の真打ちWHISPERED登場!日本人以上の熱いマニアっぷりに中毒者続出!”. Japaaan (2015年1月30日). 2016年11月5日閲覧。
- ^ ミュ〜コミ+(ニッポン放送)2013年6月18日放送
- ^ “沖縄の民謡の音階は、琉球音階(りゅうきゅうおんかい)とよばれ、一般的には「ドミファソシド」という5音音階【ペンタトニック】となっています。 沖縄の音楽”. 沖縄県 (2019年3月31日). 2022年6月11日閲覧。