鈴木史朗 (政治家)

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鈴木史朗 (国土交通官僚)

鈴木 史朗(すずき しろう、1967年〈昭和42年〉7月16日-)は、日本の元国土交通官僚九州運輸局長、第五管区海上保安本部長、内閣府地方創生推進事務局総括参事官などを歴任した。[1]

経歴

年譜

  • 2010年 観光庁企画室長(東日本大震災の観光被害からの復旧支援)
  • 2014年 関東運輸局企画観光部長(観光広域連携を、全国唯一の空白地帯であった関東に立ち上げ)[2][3]
  • 2015年 海上保安庁警備救難部国際刑事課長(密輸摘発等による覚せい剤押収量は通算3.5トンに(課長補佐時代を含む))
  • 2017年 内閣府地方創生推進事務局総括参事官(地方創生の予算・人事・総務)
  • 2019年 海上保安庁総務部参事官(警備救難の国際業務)
  • 2020年 新型コロナウイルス流行初期に、中国・武漢市からの政府チャーター便帰国者が滞在する施設の内閣官房帰国者サポートチーム長に併任
  • 2020年 海上保安庁第五管区海上保安本部[4][5](関西・四国(太平洋側)の海の安全・安心を守る海保の責任者。民間企業とのコラボを推進)
  • 2022年 九州運輸局長[6][7](九州の運輸・観光行政の責任者。西九州新幹線開業)
  • 2022年 国土交通省退職

人物

1967年 長崎県長崎市の出島町で生まれる。諏訪幼稚園、長崎市立新興善小学校青雲中学校・高等学校東京大学法学部卒業。[1]

大学入学と同時に上京。故郷への帰省に寝台列車で20時間かかっていたことから、地方の距離のハンディキャップを無くしたいという思いで運輸行政を志す。1991年に運輸省入省後は、交通・観光、危機管理(海保)、地方創生、国際平和協力、海外留学などを経験した。[1]

2022年6月に九州運輸局長就任。九州全体の運輸・観光行政の責任者となったことが人生の大きな転機となる。西九州新幹線開業に伴い、長崎駅周辺は再開発が進み、「100年に一度の変革」が進む故郷の状況を目の当たりにする。

今の長崎は「100年に一度のチャンス」であると同時に、取り組むべき課題が山積する「100年に一度のピンチ」であるとの考えから、これまでの自らの経験やネットワークなどを故郷に捧げることこそ最善の恩返しであると決意し、国土交通省を退職。[1]2022年12月14日、長崎市長選挙に出馬表明。[8][9][10]

座右の銘は、「精神一到何事か成らざらん」(精神を集中すればできないことは無い)。[4]趣味はロードバイク、登山、旅行、音楽鑑賞(ロック)、筋トレ。大学時代にパワーリフティングで全日本優勝。尊敬する人物は坂本龍馬[1]

父は長崎県教育委員長や長崎日米協会会長などを務めた鈴木一郎氏。祖父は1951年~1967年に長崎市長を4期務めた田川務氏。[9]

脚注

  1. ^ a b c d e f 鈴木しろう(鈴木史朗)公式ウェブサイト”. 2023年2月3日閲覧。
  2. ^ 法制度大事にして、良い業界に 関運局、新任幹部が就任の抱負」『週刊交通界21』、2014年4月21日。2023年2月3日閲覧。
  3. ^ 関東の魅力、連携発信 東京五輪向け観光シンポ」『千葉日報』、2014年7月19日。2023年2月3日閲覧。
  4. ^ a b 現場力生かし海の治安守る 5管本部長に鈴木史朗氏着任」『神戸新聞NEXT』、2020年7月31日。2023年2月3日閲覧。
  5. ^ 「現場ファーストで強み発揮」鈴木5管本部長」『産経新聞WEST』、2020年7月31日。2023年2月3日閲覧。
  6. ^ 鈴木九州運輸局長、西九州新幹線「千載一遇の好機」」『日本経済新聞』、2022年7月22日。2023年2月3日閲覧。
  7. ^ 〈ひと〉九州運輸局長に就任した 鈴木史朗さん」『日刊自動車新聞電子版』、2022年8月25日。2023年2月3日閲覧。
  8. ^ 元九州運輸局長の鈴木 史朗氏(55)が長崎市長選に出馬表明」『NBC長崎放送』、2022年12月14日。2023年2月3日閲覧。
  9. ^ a b 「100年に一度の元気作りを進める」 鈴木史朗氏が出馬表明」『朝日新聞デジタル』、2022年12月15日。2023年2月3日閲覧。
  10. ^ 【長崎】次期長崎市長選に鈴木史朗氏(55)が正式出馬表明「経験・人脈を全て捧げ恩返しする」」『NCC長崎文化放送』、2022年12月14日。2023年2月3日閲覧。

外部リンク