ティップタップ
ジャンル | アクションゲーム |
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対応機種 | アーケード、SC-3000、コレコビジョン、Atari 5200、Atari 8-bit、インテレビジョン、Atari 2600、TI-99/4A、Commodore VIC-20、コモドール64、DOS、PlayStation 2、PlayStation Portable、PlayStation 3、Xbox 360 |
開発元 |
セガ 池上通信機 |
発売元 | セガ |
人数 | 1人、2人 |
発売日 | 1983年 |
デバイス | ジョイスティック、1ボタン |
システム基板 |
Z80 CPU @ 3.072 MHz Z80 CPU @ 2 MHz Texas Instruments SN76489 audio @ 4 MHz |
ディスプレイ | ラスタースキャン、標準解像度:256 x 224、パレット256色 |
『ティップタップ』(Tip Top)とは、1983年にSEGAから稼働をしたアーケードゲーム。海外版およびSC-3000版のタイトルは『Congo Bongo』(コンゴボンゴ)。
概要[編集]
プレイヤーはサファリハンターとなり、自分のテントに放火したゴリラの「ボンゴ」を捕まえて復讐するという、クオータービューのアクションゲーム。
池上通信機が開発を担当した。池上通信機は1981年に任天堂から委託を受けて『ドンキーコング』を開発した会社であり、『ティップタップ』はその正当後継作として制作された。しかし後に池上通信機は『ドンキーコング』の権利をめぐって任天堂と裁判を起こすことになり、その煽りを受けて『ティップタップ』はセガから発売されることになったという経緯がある[1][2]。
ゲーム内容としては『ドンキーコング』や『フロッガー』に近いが、画面がクォータービューになるなどの進化が見られる。面クリアすると、画面がそのままスクロールする演出もある。『ドンキーコング』同様4つの面があり、それをクリアすると難易度が上がって1面からループする。
『ドンキーコング』ほどのヒットとはならなかったものの、北米では多くのコンシューマ機に移植された。 近年でも北米では『Sega Genesis Collection』(PlayStation Portable)や『Sonic's Ultimate Genesis Collection』(PlayStation 3、Xbox 360)などに収録されている他、日本でも『SEGA AGES 2500シリーズ Vol.23 セガメモリアルセレクション』(PlayStation 2)に収録されて発売をされている。
2014年にはセガキャラクターが多数出てくるテレビアニメ『Hi☆sCoool! セハガール』にコンゴボンゴが登場した。
移植版[編集]
- SG-1000/SC-3000版
- 1983年発売。画面構成がクォータービューから正面図に変更されている。ステージ数も後半の2ステージがカットされ前半の2ステージのみに減っている。
参照[編集]
- ^ ドンキーコング裁判についてちょこっと考えてみる Archived 2010年3月12日, at the Wayback Machine.2009-02-01閲覧
- ^ 『それは『ポン』から始まった : アーケードTVゲームの成り立ち』赤木真澄、アミューズメント通信社、2005年、ISBN 4-9902512-0-2.