チンドン屋は、チンドン太鼓と呼ばれる楽器を鳴らすなどして人目を集め、その地域の商品や店舗などの宣伝を行う日本の請負広告業である。披露目屋・広目屋・東西屋と呼ぶ地域もある。
締太鼓と
鉦(当たり鉦)を組み合わせたチンドン太鼓などの演奏、および諸芸や奇抜な
衣装・
仮装によって
街を廻りながら、依頼者の指定した地域・
店舗へ人を呼び込む。また集客した上で
宣伝の口上や
ビラ撒きなどで
商品の購入を促す。街を廻りながら行う宣伝を「街廻り」、移動せず店頭で行う宣伝を「居つき」という。3人から5人ほどの編成が一般的で、チンドン太鼓、楽士、ゴロス(
大太鼓)を中心に、旗持、ビラまきらが加わる。……