利用者:Kan143/ハーク! ザ・ヴィレッジ・ウェイト

ハーク! ザ・ヴィレッジ・ウェイト
スティーライ・スパンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1970年3月
Sound Techniques, London
ジャンル ブリティッシュ・フォーク・ロック
時間
レーベル RCA, ユナイテッド・アーティスツ, ムーンクレスト, クリサリス
プロデュース サンディ・ロバートンおよびスティーライ・スパン
スティーライ・スパン アルバム 年表
ハーク! ザ・ヴィレッジ・ウェイト
1970年
プリーズ・トゥ・シー・ザ・キング
1971年
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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
オールミュージック3/5stars link

『ハーク! ザ・ヴィレッジ・ウェイト 』(原題:Hark! The Village Wait)は1970年にリリースされたイギリスのフォークロック・バンド、スティーライ・スパンのデビューアルバム。このアルバムは、バンドが解散し、リリース直後にメンバーを変更して再結成されたため、ライヴ・パフォーマンスは一度も行われていない唯一のオリジナル・メンバーをフィーチャーしたアルバムである。そのため、スティーリー・スパンのスタジオ・アルバムで2人の女性ヴォーカリスト(マディ・プライアとゲイ・ウッズ)をフィーチャーした2枚のうちの1枚であり、もう1枚は "Time" (1996) である。 同じようなサウンドは、数年後にプライアがジューン・タボールと組んでシリー・シスターズを結成した時にも表現されている。全体的に、このアルバムのサウンドは基本的にフォーク・ミュージックで、ロックなドラミングとベース・ギターがいくつかの曲に加えられている。バンジョーが "Blackleg Miner"、"Lowlands of Holland"、"One Night as I Lay on My Bed "などの曲で目立ってフィーチャーされている。

アルバムのタイトルの"Wait"は、待つという行為ではなく、「wait(《英古》 クリスマスの夜家々を歌い歩く唱歌隊. [1]) 」という意味である。ウェイトとは、チューダー時代から19世紀初頭まで、ある町で公費で雇われていた管楽器奏者のことだが、村ではそのような一団を雇うには小さすぎる可能性が高いため、 トーマス・ハーディの小説で言及されているように、ここで言うウェイトはおそらく後のクリスマス・ウェイツだろう。 また"Hark"は「中期英語から; HEAR の強意形[2]」なので、タイトル全体は「聴け!村の歌唱隊を」となる。

長年にわたり、バンドはこのアルバムの楽曲に何度も戻ってきた。セカンド・アルバム『プリーズ・トゥ・シー・ザ・キング (Please to See the King)』では、"The Blacksmith" の新しいヴァージョンを提供した。"Blackleg Miner" の新しいライヴ・ヴァージョンは”Back in Line” (1986) に収録され、"Present--The Very Best of Steeleye Span" (2002) では3度目のバリエーションがが提供された。ライヴ・アルバム "On Time" (1982) では "Twa Corbies" を取り上げた。"Copshawholme Fair" は2年前にプライアとティム・ハートがアルバム ”Folk Songs of Olde England Vol.2" に収録していた。そうでない場合として知られているコプショー・ホルム(Copshaw Holm)、別名ニューキャッスルトン(Newcastleton)は1970年からフォーク・フェスティバルの会場となっています。マディ・プライアは、カンブリア州境を越えたところにある「ストーンズ・バーン」に数年前から住んでいる。

このアルバムに収録されている他の曲には、アカペラの "A Calling-On Song"(バンドが録音した多くのアカペラ曲の最初のもの)、"The Hills of Greenmore"、"Dark-Eyed Sailor" などがある。

ここに収録されている "Lowlands of Holland" のバージョンは、最も一般的なバージョンの変型歌詞を使用している。

アルバムはもともとイギリスでRCAで発売されたもので、ジャケットにはメンバー5人が橋の上に立つ、セピア調の写真が使われている。リリース当時、米国では発売されていなかった。再発売の表紙は、 コブハムのパブ「レザーボトル」のセピア色の画像に変更されており、1975年にUKクリサリスから発行された(米国でUSクリサリスから初めて発売されている)。

トラックリスト[編集]

特記あるものを除き、すべてトラディショナル

Side one
#タイトル作詞作曲・編曲Personnel時間
1.「A Calling-On Song」(アシュリー・ハッチングス; Earsdon Sword Dance Song (Roud 610)の歌を基に[3])  
2.The Blacksmith(トラディショナル、編曲:スティーライ・スパン)  
3.「Fisherman's Wife」(Ewan MacColl)  
4.Blackleg MinerTraditional, arranged by Steeleye SpanTraditional, arranged by Steeleye Span
5.「Dark-Eyed Sailor」Traditional, arranged by Steeleye SpanTraditional, arranged by Steeleye Span
6.「Copshawholme Fair」Traditional, arranged by Steeleye SpanTraditional, arranged by Steeleye Span
Side two
#タイトル作詞作曲・編曲Personnel時間
7.「All Things Are Quite Silent」Collected by Vaughan WilliamsCollected by Vaughan Williams
8.「The Hills of Greenmore」Traditional, arranged by Steeleye SpanTraditional, arranged by Steeleye Span
9.「My Johnny Was a Shoemaker」Traditional, arranged by Steeleye SpanTraditional, arranged by Steeleye Span
10.Lowlands of HollandTraditional, arranged by Steeleye SpanTraditional, arranged by Steeleye Span
11.Twa CorbiesTraditional, arranged by Steeleye SpanTraditional, arranged by Steeleye Span
12.One Night as I Lay on My BedTranscription by Henry Edward Denison HammondTranscription by Henry Edward Denison Hammond
合計時間:

パーソネル[編集]

ゲストミュージシャン

参照資料[編集]

  1. ^ waitとは 意味・読み方・使い方、Weblio英和辞典・和英辞典[1]
  2. ^ harkとは 意味・読み方・使い方、Weblio英和辞典・和英辞典[2]
  3. ^ https://mainlynorfolk.info/steeleye.span/songs/acallingonsong.html

[[Category:ユナイテッド・アーティスツ・レコードのアルバム]] [[Category:RCAレコードのアルバム]] [[Category:クリサリス・レコードのアルバム]]