唐桶溜
唐桶溜 | |
---|---|
唐桶溜付近の空中写真。1974年撮影。 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 | |
所在地 | 栃木県芳賀郡芳賀町 |
位置 | |
面積 | 6 km2 |
水面の標高 | 160 m |
成因 | 灌漑用 |
淡水・汽水 | 淡水 |
プロジェクト 地形 |
唐桶溜(かろけのため)は、栃木県芳賀郡芳賀町東水沼にあるため池である。
2010年(平成22年)3月25日に農林水産省のため池百選に選定された[1]。
概要[編集]
この地は丘陵地帯であり、1701年(元禄14年)、地元の名主の岡田宗山が、上流部の沢を堰堤でせき止め6haの唐桶溜の築造に着手した。 しかし、上流からの流量だけでは満水にならず、12km離れた鬼怒川から4kmの隧道を掘削し、用水で導水し1706年(宝永3年)に完成した。現在も48haの灌漑を行っている。
自然環境[編集]
淡水魚の釣りのスポットとしても知られており、周辺は シダレザクラやソメイヨシノが植えられ「唐桶宗山公園」として整備されている。
また、ハクチョウを始めとする鳥類や、多種多様な水生動物等が生息している。
地元ボランティア「唐桶溜の環境を守る会」によって自然保護活動が行われている。
アクセス[編集]
道路[編集]
公共交通[編集]
- JR東日本 宇都宮駅下車
- ジェイアールバス関東の路線バスで「清原台4丁目」下車、東へ約450m、徒歩約5分
- 2023年8月開業予定の宇都宮ライトレール線ではグリーンスタジアム前停留場より東へ約2km、徒歩約30分